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讃岐 0−2 名古屋
J2/第42節
(17/11/19:Pikara)
DAZN


讃岐スタメン
_______原__馬場______
森川_______________西
______永田__山本______
アレックス_岡村__イ_____市村
________清水________



名古屋スタメン
_________シモビッチ____
青木_____佐藤____シャビエル
______田口__小林______
和泉_ワシントン__櫛引____宮原
________武田________



風間サッカーを体現し繋ぎ倒す名古屋と、我慢の讃岐という基本的な構図。
ポジショニング、動く(出す)タイミング、パスの質、止める技術…。
あらゆる点で上回り試合を支配する名古屋に対し、
讃岐は粘り強い守備と、
ビハインドの後半に風上を活かしたウラのスペースへのロングボールで対抗するも、
クリアボールの不運な行方とセットプレイで失点。
ホームで迎えたシーズン最終戦を敗戦で終えることとなった。

なお、山口、熊本と共にJ2残留争いの当事者となっていた讃岐だったが、
この試合の開始前に終了したJ3の結果をもって、
結果に関わらずのJ2残留が確定(少なくとも北野監督は情報を入れてなかったようだ)、
更に山口と熊本の結果を受け、19位でのフィニッシュとなった。

一方の名古屋は、試合前の4位から、この勝利と福岡の結果により3位でのPO進出となった。



讃岐。
名古屋の細かなボール回しに対し、
下がり過ぎないようにしながらコンパクトな4−4−2ブロックを形成。
局面でゾーンの間を通されてピンチを招く場面もあったが、
よく守れていた方だと思う。
GK清水は、3点は止めていた。
一方の攻撃面は沈黙。
ただし、これはサッカーにおける攻守が表裏一体であることの表れだったな、と思う。
選手が近距離で細かくパスを回す名古屋からようやくボールを奪っても、
奪ったその瞬間は周囲に名古屋の選手も多い。
切り替えの速さでボールを奪った選手があっという間にあらゆる可能性を狭められ、狩られる。
永田辺りは「そこを外してサイド奥に出せればチャンスになる」という意識が見て取れたが、
最初に囲まれたところをすぐに外す個人技術、グループ戦術は無く、
やや手間取って外してもサイド奥を突くべく走り出している選手も稀な状況。
後半は名古屋がリードしていたこと(※)と風下だったこととで
木島徹などを走らせるボールで陣地回復を図っていたが、
そのロングボールの精度も「これで決めてこい」とするにはFWが気の毒なものである。
(※前半ほどにネガトラが厳しくなかった……のだけど、
  それでも讃岐がスムーズに掻い潜れるレベルではなかった。
  「ベストメンバー」であれば、後半ならあるいは…と思わないでもないが、
  結局のところ、ここでベストメンバーが揃わない程度のチーム力ということなんだよね)
少しでも掻い潜れるようになるために森川と馬場のポジションを入れ替えたり、
スペースへのロングボールを徹底するメッセージとして木島良を投入したり、と、
北野監督は持ち駒の中で可能性を高める采配はしていたと思うが、
試合直後に出た「名古屋とはチカラが違い過ぎた」というコメントは、
偽らざる気持ちだろう。



名古屋。
半年以上前の前回対戦(第7節)に較べて、
流石に全体がブラッシュアップされていた。
風間イズムの浸透と共に、それに適応し得る選手が残った…ということだろう。
そりゃ「最低限」だと感じられたPO進出も3位で果たしますわ。
今日の印象だと、「名古屋の中村憲剛」は、田口6:小林4くらいで分業する感じかな。
青木、ガブリエル・シャビエルも含めた4人は(田口だけ中央残留っぽいけど)変幻自在だし、
寿人も宮原も中盤を上手く助けられる選手。
ふと思ったんだけど、
川崎の時のように、SBには「風間サッカーに適応しつつ香車にもなれる選手」ではなく、
宮原のような選手を置いておいた方が、
より強いチームになるんじゃなかろうか。




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