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水戸 5−0 讃岐
J2/第22節
(18/07/07:ケーズデンキ)
DAZN



水戸スタメン

_____伊藤涼__ジェフエルソン_
木村______________黒川
______小島__前_______
福井____細川__伊藤槙___田向
________松井________



讃岐スタメン

________原_________
重松______木島____佐々木匠
______永田__渡邉______
アレックス_中島__岡村__佐々木渉
________清水________



早々の先制弾から守備で相手をコントロールし、カウンターで刺す。
見事なまでの水戸のゲーム。
讃岐は自分たちのミスも多かった。



水戸。
第3節の対戦時よりも、
前線の流動性が増したな、という印象。
バイアーノに当てるカタチ、サイドでのパス交換はそのままに、
黒川、小島、伊藤涼が自在に動き回っていた。
それを支えていたのは常に気を利かせていた木村と、
比較的後方でバランスを取っていた前だと思う。
守備時の4−4−2のバランスも素晴らしく、
讃岐にゾーンを掻い潜る隙きを与えない。
3−0で前半を折り返したあと、
46分から60分までの讃岐の時間をきっちり凌いで加点する試合運び、
慢心の無さもお見事でした。



讃岐。
戦い方がどうだったみたいな話を出来る試合じゃない。
失点に直結する頂けないプレイをした中島、大剛により、
「讃岐にボールを持たせよう」という水戸の狙いに乗らざるを得なくなり、
整備された水戸の守備の網にまんまとかかって、前半で0−3…。
後半アタマの2枚替えで流れを作れたのは良かったけど、
そこでスコア出来ないのが実力だよね…。
更に攻勢を強めようとした交代の直後に4失点目を喫して「切れて」しまった。
得失点差を考えるとかなりの痛手だよなぁ…。
とはいえ、3試合しかないリーグ戦(W杯)とは違うし、
シーズン終盤でもないから計算は立たないわけで、
点を奪いに行く選択は責められない。

「たかだか2連勝で浮かれてるなよ?
 いつでも降格圏に落ちうるチームなんだからな?
 ……という戒めの試合だったよね」
と、シーズンが終わった時に振り返ることが出来るように、
残り試合をやっていくしかないよね。

切り替え、切り替え!


中島。
せっかく掴んだポジションを一発で失いかねない、軽いプレイ。
猛省を促したい。

大剛。
今日は駄目な方の大剛だった。
ここ何試合か、悪い時の悪さが極端なのが気になる。

麻田。
左足フィードと組み立てはやはり良い。
差がついた試合で、いいアピールが出来たと思う。

佐々木渉。
右SBでの守備、そこからの組み立てという部分で伸びている一方で、
SBに必要な無駄走り、オーバーラップによるサポートについては、まだまだ。
そういうタイプの選手ではないのはわかってるけど、
それでも最低限やって欲しいレベルというのはあるわけで、
そのレベルまでまだまだ遠いな、と。

市村。
無駄走りという部分で佐々木渉と対象的に良さが出たね。
本職でクラシカルなタイプのSBなだけはある、と思わせてくれた。
今日はいいアピールが出来たと思うし、
彼が右SBに収まれば、佐々木渉をDHに回す(大剛を休ませる)ことも出来るようになる。
今日のデキは、この試合の唯一と言ってよい収穫。




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