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讃岐 1−1 町田
J2/第35節
(18/10/31:Pikara)
DAZN



讃岐スタメン

____佐々木匠__森川______
高木______________渡邉
____佐々木渉__田中______
荒堀____竹内__岡村____パク
________清水________



町田スタメン

______鈴木__山内______
土居______________吉濱
______森村__井上______
奥山____藤井__大谷____小島
________福井________



左サイドに残した佐々木匠を軸にした縦に速い攻撃の讃岐と
人数を左サイドにかけた攻撃の町田による「殴り合い」。
崖っぷちの讃岐が先制に成功するも、
ビハインドという状況と選手交代による前線の活性化で押し返した町田が追いつき、
ドローで90分を終えることとなった。



讃岐。
町田が左サイド(讃岐の右サイド)に人数をかけてくることを見切っての、
佐々木匠の左サイド残しとそこを活用したカウンターで前半から好機を創出。
今季でいちばんシュートシーンへと至った。

…ちょっと、言葉が無いな。
選手はゲームプラント自らに課せられたタスクをよく遂行したし、
ベンチメンバーとピッチ内での均衡を見ると守備に舵を切る選手交代も難しい…。
永田が居ればあるいは…とも思うし、
75分はひとつの目安だし、
町田が77分、82分と行った前線の選手交代は動く理由には十分だったが…。
守備的な交代が2点目を捨てるメッセージになることを考えたのだろう。
つまり、「1点リードじゃ何が起こるかわからない」と。
そして、同点弾を浴びることになってしまった。

北野監督の「一歩及ばなかった」が重い…。



町田。
前回対戦時(第14節)よりも、吉濱がとても成長していた。
連戦中ということで前節からスタメンを7人入れ替えたそうだけど、
それをさほど感じさせない左サイドでの「町田らしい」人数をかけた攻撃に加え、
そのことで時間と空間を得た吉濱が決定的なパスを供給する仕組みは見事。
讃岐が佐々木匠を使って仕掛けてきた攻撃は想定済みで、
それでも「このやり方で殴り勝つ」というのが今年の町田なのだと思う。
変に佐々木匠を予めケアする方策を採れば、
左寄せの攻守の中でネガトラに支障をきたしていたことだろう。
その意味で、佐々木匠を追走し続けた小島や
二の矢として戻ってきた大谷の奮闘は讃えられていい。
また、山内も今日の讃岐相手でなければゴール出来ていておかしくなかったし、
自分たちのやり方を貫く中でチームも、個人も成長してるということなんだろうな。
ま、そうでなければ優勝争い出来てないか。




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