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川崎 ３−０ 柏
Ｊ１／第31節
（18/11/03：等々力）
NHK総合
川崎スタメン
＿＿＿＿＿＿＿＿小林＿＿＿＿＿＿＿＿
阿部＿＿＿＿＿＿中村＿＿＿＿＿＿家長
＿＿＿＿＿＿下田＿＿守田＿＿＿＿＿＿
登里＿＿＿＿谷口＿＿奈良＿エウシーニョ
＿＿＿＿＿＿＿＿新井＿＿＿＿＿＿＿＿
柏スタメン
＿＿＿＿＿＿＿オルンガ＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿江坂＿＿＿＿伊東＿＿＿＿＿
亀川＿＿＿＿大谷＿＿小泉＿＿＿＿小池
＿＿＿＿中山＿＿鎌田＿＿鈴木＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿中村＿＿＿＿＿＿＿＿
充実の川崎と迷える柏。
前者は優勝へ向けて弾みをつける、
後者は残留へ向けて不安が募る一戦となった。
川崎。
相手のゾーンの間に次々と人が出入りし、
そこに的確にパスを通し、
相手をズラし続ける。
上手く行きそうになければ戻してやり直し。
誰一人サボらない、強度の高いネガトラも素晴らしかった。
柏の守り方を見て極力前に張り付きバイタルを空けていた中村の判断と、
それを受けて比較的外側にボール回しの起点を作り、
大谷、小泉が守る相手を持たせないでいた下田、守田ら後方の選手たち…。
強い。
サポーターも大満足の90分だっただろうね。
柏。
前回（第18節vs神戸）観た時の印象と、
フォローしている何人かの柏サポのツイート群から抱いていた「何もない」が、
そのまま出ている試合だった。
守備時５−２−３で守りたいというのはかろうじて伝わってきたけど、
どこでどうやってボールを奪うかの整理はまったくされておらず、
小林一人の川崎の最前線に後ろで５枚残ってたり、
比較的外側でボール回しを始める川崎に対して大谷と小泉は守る相手を持てず、
且つ、川崎の選手たちがゾーン間へ出入りするためにアプローチも遅れがち。
川崎のポゼッションに押し下げられたシャドー２人とWBでのサイド守備は場当たり的で、
奪ってからの道筋も曖昧でオルンガは孤立するばかり。
おまけにベンチは交代策でも変化を付けられず（付ける気があるのか疑問符が付く交代策）。
前半にあった３つのチャンスのいずれかが決まっていれば
（困った時のセットプレイが２つと伊東のボックス内切り返し）
幾らか雰囲気が変わったかも知れないけど、
それでもこの試合をどうにか出来たとは到底思えない…。
これは厳しいなー。
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