menufootballmatch



G大阪 2−3 名古屋
J1/第3節
(19/03/09:吹田)
DAZN



G大阪スタメン

__アデミウソン__ファン・ウィジョ
倉田_____________小野瀬
______今野__遠藤______
藤春____キム__三浦_____オ
________東口________



名古屋スタメン

______赤崎__ジョー_____
和泉___________シャビエル
____シミッチ__米本______
吉田____丸山__中谷____宮原
______ランゲラック______



4−4−2同士で顕になった、選手間で共有されているものの質の差。
スコア以上に名古屋の試合だったと思うし、
G大阪は問題点が多かったように思う。



G大阪。
この雑感を書くにあたって
「宮本恒靖が監督になってから初めて観たんだっけ?」と思い、
自分のサイトを調べてみたら、これが2試合目だった。
1試合目は昨季第28節の広島戦だったんだけど、
そこでも、この試合で感じた「長谷川健太のチームみたいだ」って書いてた(笑)

で、サイドでのコンビネーション等の攻撃面は、全然良くなったなかった。
アデミウソンと倉田と藤春の左サイドとか、もう3年くらいやってるハズなのに、。
使いたいスペースやパスのタイミングなんかがさっぱり、という印象…。
また、ビルドアップでハマッてしまった時の別プランも無いみたいで、
DH落としに対して相手DHが付いてくることで封じられると、あとはお手上げ状態。
これでは厳しい。
キムが何とか1枚剥がして突破口になろうとしていたけれど…。
偶発的にHSに入ったSHやFWに預けられた時と、
ポジトラで相手SHのウラを取れた時には
サイドから好機を作れていたけれども、
狙ってそのカタチを作れていたわけではなく。
……その辺も含めて長谷川健太のチームみたいという印象ということなんだけどね。
唯一、遠藤のパスが素晴らしかったのだけど、
同点の状態で矢島に代えられてしまった。
「脱・遠藤」はG大阪にとってひとつのテーマだろうし、
矢島も能力のある選手だとは思うけど、
今日の試合で遠藤を下げてしまうというのは……。

守備面では、名古屋というちょっと特殊なチームが相手ゆえに
2トップにもうちょい守備して欲しいかなぁ…くらいで
「どこそこが悪い」みたいな印象は抱かなかったのだけど、
この試合を含めた開幕3試合で8失点とのことなので、
問題が無いわけではないのだろう。




名古屋。
安定の風間八宏サッカー。
どこからでも、どのタイミングでも、好機を生むトライが出来るチーム。
ボールの動かし方や、どのタイミングでどのスペースを狙うのかという部分が
きちんと共有されていた。
今日の試合で象徴的だったのは、左ポケットへの狙いかな。
大外からワンツーで、
和泉が外で持った際に吉田がインナーラップして、
赤崎が後方から引き出すように走り込んで…。

G大阪も4−4−2ということで、
風間理論の「守備のベースは個の力」もハマッていたね。
中谷は、1失点目のオウンゴールは仕方ないけれど、
2失点目に繋がる与PKはやらかし案件。
せっかく相手のカウンターを遅らせたのに、何故にボックス内でアタックしてしまったのか…。

新加入のシミッチと米本はいきなり滅茶苦茶フィットしてたね。
(…と言うか、風間さんが取ってくる選手は例外なくフィットするよね)




menufootballmatch