menu＞football＞match

---

讃岐 １−１ 相模原
Ｊ３／第22節
（20/10/18：Pikara）
DAZN



讃岐スタメン

＿＿＿＿ブラウン＿＿重松＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿池谷＿＿＿＿＿＿高木＿＿＿＿
森川＿＿＿＿＿＿岩本＿＿＿＿＿＿川�ｱ
＿＿＿＿松本＿＿竹内＿＿西野＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿清水＿＿＿＿＿＿＿＿



相模原スタメン

＿＿＿＿＿＿＿＿和田＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿藤本＿＿＿＿才藤＿＿＿＿＿
星＿＿＿＿＿窪田＿＿鹿沼＿＿＿＿夛田
＿＿＿＿梅井＿＿白井＿＿梅鉢＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿ビクトル＿＿＿＿＿＿＿



やや讃岐ペースで時計が進み、
スコアが動いたことをきっかけに相模原が押し込んだ試合は
ラストプレーで同点弾が生まれるという劇的な幕切れ。



讃岐。
相模原のビルドアップの拙さは鑑みる必要はあるものの、
前からの守備は出来ていたし、
サイド・ペナ角付近で人数をかける攻撃も表現出来ていた。
今季取り組んで来ているサッカーをしっかり出せていたと思うし、
相手のベンチワークと残り時間を見ての高対策も妥当なものだったと思う。
リードしてからのバタバタした感じも無かったし、
最後の最後に追いつかれてしまいはしたけど、
前節にようやく成せた「しぶとく勝ち切る」ことを、
モノに出来かけていると言えるのでは。
少なくとも、ヘンな脆さからは卒業出来たと言っていいと思う。

このフォーメーション、ボールの運び方や仕掛け方というものが本当に安定して来ていて、
あとは個人だったり２人３人の関係性という部分になるので、
戦い方については、実はあんまり書こうと思うことは無い。
31分の、西野がHSレーンのミドルサード出口辺りまで進出して竹内のパスを受けたシーンのように、
安定をベースに新たなトライが見えたりもしている。
（３バックの左右に入ってる選手がこれを出来ると相手をより押し込める。
　前節、後半半ばから、鳥取の石井に苦しめられたことを思い出して欲しい）

相手との力関係で攻撃を仕掛けられる回数や精度に差は出るだろうけど、
今のチーム、メンバーなら、
どの相手に対しても我慢しながら自分たちの形で攻撃出来るのではないだろうか。


試合直後のカマタマーレ讃岐のリストを眺めていると
（Twitterでは、カマタマーレ讃岐サポの人のリストを作って閲覧してます。
　讃岐サポの方にフォローして頂いても積極的なフォローバックを行っていないのはこのためです）
「このチームに逃げ切る能力は無いのだから２点目を取りに行くべきだった」
という意見が幾つもあったのですけど、
その意見は一理あるものの、
松本と栗田の投入で５−４−１にシフト、完全に逃げ切りモードに入ったのは84分。
AT含めて９分間なので、
「逃げ切る能力が無い」との評価はともかく
（事実逃げ切れなかったし、今はその能力を体得する期間だと思います）
（自分が雑感で書いてる「しぶとく勝つ」というのはそういうことです）
一部の「逃げ切りに入るからこうなるんだ」みたいな論調の人には、
それは乱暴じゃないかな、と思います。


個人について。

松本。
今後はこういう使われ方が増えるかも知れない。
本職のCBでの仕事にも繋がるけど、
球際をクリーンに強く行く、前を向かせないことに注力するという守備を身に着けていこう。
（今日それが出来なかったから追いつかれたというような短絡的な話ではないです、念の為）

讃岐スタッフの佐藤さん。
「スタメン発表のツイートに画像を起用した選手が得点」神話は４試合で途切れましたが、
この試合で起用した池谷はアシストしてみせたので
「数字に残る形で得点に絡む」神話として継続でいいと思います！（笑）






相模原。
この試合が始まる前までで４位ということだけど、
サポには申し訳ないが、そういう位置に値するサッカー、出来ではないなぁ、というのが
正直な印象。

前回対戦時（第13節）同様に何も決まってないビルドアップに、
とりあえず早めに前に入れてどうにかしてくれという攻撃。
藤本の技術とセンス、時に入れ替わり、時に並び仕掛けてくる和田と才藤のコンビは良いと思うけど、
攻撃で使うゾーンがボックス幅に終始していたし、リズムの変化にも乏しい。
ホムロの出場停止があったのだろうけど、
ドリブラーの和田が最前線で肉弾戦を要求されてたのも気の毒だった。
（後半半ばまではある種「捨て」で相手CBを疲弊させておいてのユーリ投入、
　という見方をすればひとつのアイデアだとは思うけど、
　そこで犠牲になるのが和田でいいのかという問題がある）
（ベンチには三島が座っていたけど、彼の方が適任では。
　押し込んでからはチームがクロスも使えていたのに最後まで出番が無かったのもよくわからなかった）
ビハインドになってからのユーリ投入で、
彼のゴリ押しを軸に讃岐を押し込んでからは星、夛田もクロスを上げる位置まで侵入してたけど、
上下動も出来る彼らをWBに置いてるのに、
ビハインドで押し込むまで有効活用する気配が皆無なのはもったいないと思う。
そんなに被カウンターの際に後方に人数残しておきたいのかな…。

守備面では、中盤のトランジションでは球際に強さを見せていたけど、
讃岐のビルドアップに対し３−４−３を敷きながらも
奪い方やその位置に狙いは見られなかったし、
後ろの「４−３」がそれぞれで頑張っていただけという印象。
その強度を維持するために窪田と鹿沼というチョイスなのかな…。


ユーリ。
ゴリ押しという書き方をしたけれど、
実はきちんと讃岐守備陣の間に入ってボールを受けていて、
その前進は、挟み込まれにくい状況を作ってからものだった。
良い仕事をしていたと思う。

白井と、彼の前にいて上半身を倒してシュートコース空けた選手。
（#^ω^）やってくれたな…。

---

menu＞football＞match

---