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讃岐 １－０ 藤枝
Ｊ３／第24節
（20/10/30：Pikara）
DAZN
讃岐スタメン
＿＿＿＿ブラウン＿＿栗田＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿池谷＿＿＿＿＿＿下川＿＿＿＿
森川＿＿＿＿＿＿岩本＿＿＿＿＿＿川﨑
＿＿＿＿松本＿＿竹内＿＿ホヨン＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿清水＿＿＿＿＿＿＿＿
藤枝スタメン
＿＿＿＿＿＿吉平＿＿大石＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿水野＿＿＿＿＿＿姫野＿＿＿＿
安藤＿＿＿＿＿＿松岡＿＿＿＿＿＿久富
＿＿＿＿秋山＿＿秋本＿＿川島＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿杉本＿＿＿＿＿＿＿＿
ミラーゲームが見せたものは「均衡、のち、勢いと成長の跡」。
五分に近い前半を経て後半は藤枝が押し気味に試合を進めたが、
讃岐がCKからの先制弾を守り勝ち切ってみせた。
讃岐。
藤枝のネガトラの強度にパスが雑になる場面が何度も見られながらも、
すべてをすぐに前に蹴るのではなく、
90分を通して繋いでの前進を織り交ぜ続けた。
リスク回避という意味では前に蹴り続けた方が良いのだろうけど、
今のいいチーム状態を壊さないという点では自分たちのやり方を貫くべきで、
そのバランスというのは相手との力量差に拠り決まるもののハズ。
前回対戦時と同じように自分たちのやり方で挑んで、
今回は屈することなく戦い方を貫けて、勝利という結果にまで辿り着いた。
前回対戦時にボコボコにされた今治にリベンジしてみせた前節に続き、
成長の証を認めるのにこんなにわかりやすい展開は無いですね。
谷澤が投入されて中央エリアでもドリブルで仕掛けられたり、
森島が投入されて良いポストプレイがされたり、
前半の比較的一本調子と言えるロングボール攻勢から変化が生じた相手の攻撃に対し、
全体でよく我慢出来ました。
すわゴールかと思われる場面は相手に多かったですけど、
いい流れにあるチームというのはこういう勝ち方になると思います。
藤枝。
前半はロングボール一辺倒の攻撃。
トランジション合戦で疲弊するのを嫌ったのか、
後半への布石だったのかはわかりませんが、
これは、まぁ、単調と言ってしまっていいもので、
それほどの怖さはありませんでした。
讃岐のところでも書いたように後半は攻め方にバリエーションが出て、
それに伴い押し込む時間も長くなったので
左WB安藤の仕掛けからクロスとか、
HV（川島、秋山）が讃岐陣内にまで入ってる場面も増えており、
圧倒したとまではいかないまでも、
「あとは先制して勝ち切るだけ」という内容だったと思います。
好調の讃岐とは対象的に、
ここ５試合を２分３敗で来ているというのが、
この試合での「あと一歩」に出たのかな…。
中盤の底にボールを捌ける選手が入るともっと違ってくるのかな、とは思いましたが
そもそもそういう編成になってないな、というのは感じますね。
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