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日本 4−1 タジキスタン
W杯アジア二次予選
(21/06/07:吹田(日本))
TBS



日本スタメン

________浅野________
原口______南野______古橋
______橋本__川辺______
佐々木___昌子__中谷____山根
________権田________



※交代はのぢほど



先のミャンマー戦で最終予選進出を決め「消化試合」の日本と
グループ2位(8チーム中成績上位4チーム)での最終予選進出のため
全力の戦いが続くタジキスタンの一戦。
終わってみれば(メンバーを落としてなお)総合力で上回る日本が危なげなく勝利したが、
(2−1となるまでは特に)タジキスタンも善戦してみせた。



日本。
二次予選が進むに連れて
流石に大枠が作られ、且つ、選手にも緊迫感が増してきたということか。
もちろん連携の不足、意思の不通が見られる場面がありつつも、
メンバーが落ちた中でも、
あまりに軽率だったり崩れそうになったりというものは少なくなって来た感。

19年10月、アウェイでの試合の雑感を読むと
前半は好機の数でタジキスタンが上回っていたと書いてあって驚いた。
この日のタジキスタンもいいチームだとは思ったけと、
前半だけでも(メンバーを落とした)日本が好機で上回れる様子は想像も出来ず、
つまりはそこに、タジキスタンの伸び以上に日本が底上げされてることが表れているのだな、と。

・古橋はアピールに成功
・ここのところハマッてない原口
・別格の鎌田
・2点目に至るまでの中央偏重攻撃のよろしくなさと、
 それをどうコントロールするのか問題






タジキスタン。
登録上がそうだったようにベースは4−1−2−3にあって、
対日本ということで4−1−4−1のイメージで試合に入り、
そこで左SHが最終ラインに加勢したり
右IHが前に出て牽制したりという工夫をしながら日本を迎え撃つ。

先制されてからは更に2ラインをコンパクトにし、サイドへの寄せも強化。
「ベースはあるけど人海戦術上等!」という守り方で
中央に偏りがちな日本の攻撃を阻み続けるも、
ハードワークゆえに最後までは持たず、力尽きた。

奪ったあとに無闇に蹴らずに繋ごうという志向があり、
それを実行出来る技術もあった。
選手の特徴も局面に表れ、
やはりいいチームだな、と思う。
全体に若くて次の予選はもっと手強くなるだろうし、
現時点でのグループ2位も納得である。

最前線で身体を張り、ロストせずにキープを続けたCFの21。
左利きのプレーメーカーでゆったりしたリズムを持つ10。
左利きのクロッサー11。
危機察知能力を持ちカバーリングに長けている右CB6。





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