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C大阪 3−1 名古屋
J1/第25節
(23/08/26:ヨドコウ)
DAZN



C大阪スタメン

______上門__セアラ_____
カピシャーバ_______クルークス
______香川__喜田______
舩木____進藤__ヨニッチ__毎熊
_______ハンビン_______



名古屋スタメン

______永井__ユンカー____
________森島________
森下____内田__稲垣____野上
____河面__中谷__藤井____
______ランゲラック______



互いのスタイルを出しつつ、
スタイルとは不問な部分でも高い強度がぶつかり合った好ゲーム。
試合を分けたのはC大阪の2点目か。



C大阪。
前回観た時(第17節の神戸戦)よりも、更に香川のチームになっているな、というのが第一印象。

ビルドアップは2+2が基本なんだけど、
たぶん組み合わせ的にあまりやってないであろうこともあって、
進藤とヨニッチには危なっかしさを感じたが、
名古屋が2人を放置する時間を比較的長くしており、
これに助けられた部分はけっこうあると思う。

相手陣内でサイドに運んでからは、
カピシャーバに関しては独力での打開を期待しつつ、
FWの1枚にSH、SB、DHの1枚が絡んでの保持と崩しを志向。
右でポケットを狙う前段階として、
右ペナ角付近で受けようとする動きが多いように感じた。

守備面ではオーソドックスな4−4−2セットなんだけど、
中盤守備での2トップの効果的なプレスバックが印象的。
そこで奪ってからのカウンターもスムーズで、
とりわけ上門は素晴らしい2ゴール以外にも攻守で質が高かった。

リードしてからの小菊采配と、
その意図をきちんと理解して体現した選手たちは見事の一言。
前回観た時にも書いたけど、
本当にベンチメンバーの質が落ちないし、
チームでやろうとしていることが全然ブレないのは素晴らしい。






名古屋。
マテウスがチームを去り、広島から森島を迎えて数試合。
もちろん細部でもっと詰めたいところはあるのだろうけど、
大枠ではフィットしてると言ってしまっていいと思う。

WBを使うor河面の左足でハイラインの裏を狙うプレス回避や
5−2−3でセットした時の「2」の脇を使われる問題に対しての
HVによる迎撃守備、
クロスに対しての逆サイドWBのフィニッシャー…。
やるべきことが整理されていて、その質は高い。

あとは、この試合でも見えた部分ではあるんだけど、
ボックス内を固められた時の打開の仕方だけじゃないかな。
ポケットを取る、相手を動かすというのはもちろん必要なんだけど、
相手が「それだけ」を警戒する中で得点に結びつけていくのは容易ではない。
長谷川監督もそこは理解していて、
だから最後には中島を投入したと思うのだけど、
「高さ」というオプションをどう組み込んでいくか。



話は聞こえてきていたのだけど、
藤井が急激に攻撃参加で違いを生み出し始めていたのには、軽く驚いた。




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