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【U-20】日本 1−1 韓国
U-20アジアカップ/GL(3)
(25/02/20:深センユース・フットボールトレーニングベース・ピッチ1(中国))
DAZN



日本スタメン

________神田________
石井______佐藤______川井
______大関__小倉______
高橋____喜多__市原____梅木
________荒木________



引き分け以上でGL突破が決まる日本と、
GL突破が決まっていて余裕があった韓国。
90分を終えての結果はこの状況が招いたものと言えるかも知れない。



日本。
・間違っても負けるわけにはいかないので、
 荒木、市原、高橋、大関、小倉、佐藤辺りを休ませることが叶わなかった。
・非保持時の4−4−2セットで「2」を担う神田と佐藤の
 ボランチを背中で消しながらCBを牽制する守備の質が抜群に高かった。
 後半は石井の「こっちのSBに預けるなら俺が狩るよ」という駆け引きも良かった。
・最後尾保持時の相手ハイプレスに対しての大関、小倉の立ち位置の調整と
 市原を含めた彼ら3人の落ち着きと技術は素晴らしかった。
・互いに「相手のセット守備をいかに超えていくか」という時間帯がとても長い試合だった中で、
 (韓国が前節からスタメンを8人入れ替えている影響はあるにせよ)
 前述2つの日本の守り方、掻い潜り方と韓国のそれとに大きな差を感じた。
・一方で、前目の選手の「個人でどうにかしてやろう」という意志と実行力については
 韓国により旺盛なものを感じた。
・何が何でも勝ちに行くという雰囲気ではなかった韓国を相手に、
 後半、もう少しガツガツと2点目を奪いに行っても良かったのではと思うものの、
 それが出来なかったのは多くの選手がこの試合を含めた3試合のプレータイムが長くなっているゆえの
 体力及びメンタルの消耗が要因の1つかな、と。
・韓国が交代で入ってきた選手によって強くした前からの圧力に、
 最終的に屈した形になったのも、消耗が大きかったように感じる。
・次はU-20W杯出場を賭けた大一番になるわけだけど、人選が悩ましいよね…。
 佐藤、大関、小倉は正直外したくないけど、最も消耗しているのは間違い。






韓国。
GKを含めて前節からスタメンを8人入れ替えていたそうで、
日韓戦への滾る熱量も今は昔。
熱量が無くなったわけではないのだろうけれど、
それ以上の冷静さでU-20W杯出場権獲得を念頭に置いてのローテーションを敢行した、と。
(前半をビハインドで折り返したのにHTにGKを交代して第3GKまで出場させる徹底ぶり)

4−2−3−1が基本フォーメーションなんだけど、
スタメンのSH2人はWG的な性質の強い選手だったのが印象に残ってる。
また、ビルドアップの際にはシンプルな2+2スタートに加えて
左ボランチの13が2CB間に降りて両SBを押し上げる形も多用していたけど、
最後尾で持っても日本の4−4−2セットを前になかなかスムーズな前進は出来ないでいた。

非保持時はこちらも4−4−2で構えていたけど、
「2」の質が日本のそれ(神田と佐藤)ほど高くない上に
日本のボランチの巧みな位置取りもあって、
彼らが抱いていた意欲ほどにはボールを奪えないでいたが、
時間が深まり、選手交代を行う中で
4−4−2と言うよりも4−2−4のような形で圧力をかけるようになり、
これと日本の消耗及び選手交代による質の低下が相まって、
最終的に同点ゴールが生まれることとなった。

何が何でも勝ちに行くという姿勢ではなかったけれど、
やはり気持ちよくプレーされるのは受け入れたくないという思いと、
途中出場の選手の(実質的に主力であろうとも)アピールしたい気持ちとが、
4−2−4化に繋がり、それを実らせたのかな…。

この世代がU-17で対戦した時も書いたけど、
日本が昔よりもフィジカルコンタクトでかなり戦えるようになっていることを鑑みてもなお、
韓国っぽさとして感じていたガツガツ感は薄かったなぁ。




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