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愛媛(J3) 3-0 讃岐(J3)
J2・J3百年構想/第12節
(26/04/25:ニンジニア)
DAZN
愛媛スタメン
________田口________
斉藤______日野______竹本
______山下__前田______
阿部____谷岡__杉山____黒石
_________辻________
讃岐スタメン
______淺田__後藤______
____石倉______岩本____
左合______禹相皓_____牧山
____田尾___岡__林田____
________今村________
狭い局面を苦にしない愛媛と、囲い込んで奪いたい讃岐。
この攻防で愛媛が上回り、結果として広大なスペースを謳歌。
先制後は気持ちよくプレーを続けて快勝となった。
愛媛。
まず、狭い局面でも繋ぎ倒すという大木サッカーの特長がかなり浸透してきたというのが一点。
22分辺り、この試合で初めて繋いでの前進に成功して左サイドで斉藤が仕掛けることが出来た場面をきっかけに、
讃岐のプレッシングを苦にしなくなり、ペースを握った。
(このタイミングだったのは、
開始20分を過ぎて雨のピッチ状況と讃岐の圧力に慣れてきたのと同時に、
淺田の治療の間に選手同士で「今日はこういうテンポで行こう」みたいな共有が出来たのだろうと思う)
前回対戦時に
「ひとつ噛み合って気持ちよく勝利する試合が来れば、
そこから躍動感が出てくるんじゃないかなぁ」
と書いたのだけど、
この試合の前までどのような流れ、試合展開を重ねて来たのかはわからないものの、
前述の22分辺りの前進が、「噛み合って気持ちよく」の結果に起きたことで、
以降、躍動感が出てきたのだと思う。
前田がテンポをコントロールしながら攻め込むレーンを決めて、
日野が各所で+1を作り、
左からは斉藤(後半途中から行友)が仕掛けまくり、
右は竹本が1つ内側に入り黒石がWG化する形が機能。
先制点はアップデートした大木スタイルが許容している列飛ばしのパスで
田口が上手く入れ替わったことから生まれており、
いいとこばかりが出た試合となった。
讃岐が前から奪いに行くスタイルであるためこの試合ではそこまで回数が見られなかったものの、
讃岐のプレスにより狭い局面を作られてもそれを掻い潜る繋ぎが見られたことを鑑みれば、
引いてブロックを作った相手に対して人数をかけたコンビネーションで崩していく姿も容易に想像出来る。
今、チームとしていい流れに乗ってきてるんじゃないですかね。
讃岐。
前回対戦時と同様に3-3-2-2を採用して、
繋ぎを基本とする愛媛に対し前から奪いに行く姿勢をより強調する選択をした。
大嶽監督が掲げている戦い方からすればこの選択自体は自然なことだし、
実際、愛媛のところで書いた22分辺りの場面までは良いハイプレスが出来ていた。
また、22分以降は確かに愛媛にペースを握られたものの、きちんと抗えていた。
問題は、先制点を許してからということになる。
失点直後にこそ、出力を上げて呑み込まれないようにしなくてはいけないのに、
先制点献上からわずか7分後に2失点目。
現在のチームの得点力からすると2点のビハインドは致命的だし、
たかだかこの試合までの大嶽体制11試合のデータでしかないけど、
「先制されると追いつくことも出来ない」という「反発力の無さ」みたいなものが
ピッチ上を覆ってしまった。
佐野の孤軍奮闘は光ったものの、
交代で試合終了時にはスタメンからまるっと入れ替わっていた前4枚は
攻守に連動性、意思の疎通を欠く場面が多く、
愛媛のDF、MFにラクにプレーをさせてしまっていた。
走力を武器に前から奪いに行くサッカーをする以上、
前線の選手の消耗はどうしたって激しくなるわけで、
交代が行われるのも必然。
しかし、それにより連動性が低下するようでは戦えないよ。
どのポジションでもそうだけど、
とりわけ前線(CF+2シャドー/2トップ+2IH)は、
誰が出てどういう組み合わせになっても一定以上の質が担保出来なければいけない。
練習から積み上げていこう。
宮﨑のIH起用と森へのケア。
2点のビハインドを追いかける試合展開で、
2枚のIHを同時交代させたうちの1枚が守備の選手として獲得した宮﨑であったことに驚いた。
3-3-2-2を採用する際にIHの片方に「狩れる」選手を置きたいという意志があり、
石倉に次ぐ、その役割を担える存在を見つけたいということなんだとは思う。
おそらくはスコア状況に関わらずこの試合でテストする気ではいたんじゃないかな…。
しかし、アタッカーとしては気分の良い采配じゃないよね、2-0からのこの選手起用は。
特に、殆どの試合でベンチ入りしていながらも
若い選手やキャラクターが近い前川が優先的に起用されてる状況にある森の心情を思うと、
(森は決してそんなことにはならないだろうけど)
不貞腐れてしまっても無理はないとまで考えてしまう。
素人にこんなこと言われるまでもなくしっかりやってるとは思うけど、
大嶽監督には森としっかり話をして、
納得してもらうのは難しくても理解はしてもらうように務めて欲しい。
それと、宮﨑のIH起用に関して言うと、期待してる役割への適性はそんなに無いと思う。
左HVで出ていた試合を見るに、
前方でボール保持者にきちんと制限がかかった時に
「次、どこに出てくるか」「そのボールが奪えそうか」の判断と
奪えると判断した時に奪いに出るタイミングが抜群ではあるものの、
個の力で能動的に奪える選手かと言うと、そうではないと思う。
なので、3-3-2-2の中盤に宮﨑を組み込むのであれば、アンカーではなかろうか。
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