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新潟(J2) 2-0 讃岐(J3)
J2・J3百年構想/第14節
(26/05/03:デンカ)
DAZN



金沢スタメン

________若月________
シマブク____笠井______奥村
______大西__白井______
佐藤____舩木__舞行龍__藤原奏
_______バウマン_______



讃岐スタメン

________村上________
____佐野______前川____
森川___禹相皓__宮﨑____牧山
____田尾__高嶋__林田____
________高橋________



ボールと主導権を握る新潟と、奪ってからのカウンターを伺う讃岐。
ピッチ上のそこかしこで、あらゆる局面で、新潟が質の差を見せて危なげなく勝利。



新潟。
前回対戦時(第3節)は何だったのか。

「縦に速く」の意識付けが終わりその手段の精査に入ったからなのか。
讃岐の戦い方をしっかり分析出来ていたこともあるだろう。
また、船越新監督の求める細かな部分が浸透してきたとも言えるし、
それらの要因が讃岐との根本的な質の差を表しやすくしたとも考えられる。

ともかく。

自分たちの最後尾保持に対する讃岐の前線守備/牽制を余裕でいなしながら、
讃岐5-2-3のボランチ脇や讃岐5-4-1のSH~DH間で容易に受けて起点を作り、
あるいは讃岐ハイラインに対し中央で若月が、
ポジションチェンジを行いながら笠井ないし奥村が右サイドでウラ抜けの駆け引きを行い
舩木、舞行龍から正確なボールを供給。
左サイドではシマブクが仕掛けたり1つ内側に入ったりしながら讃岐守備陣を引き付け、
大外で正確な左足クロスを放つ佐藤に圧力がかからない状態を作っていた。

パスの長短、前進の速度、幅と深さ。
前半は本当に自在の攻撃を見せていた。
前回対戦時は何だったのか(2回目)。

後半は若月がモラエスに代わったことでウラ(深さ)の選択肢が削られ、
讃岐守備ブロックの前でボールを回す時間が長くなるも、
しっかりと質の高さを見せつけて61分という早めの段階で加点に成功。
GW連戦のさなかに求められる出場時間のシェアを容易にし、
次節、次々節へと繋げることも出来た。

J3上位レベル、J2の相手に対して今日のような構図に持ち込めるかはまだまだ怪しいと思われるが、
ひとまず、アルベル体制から築き上げてきた新潟の姿を思い出すレベルまでには来たと言えるだろう。






讃岐。
GW連戦の中にあっても試合に登録する20人の顔ぶれは殆ど変わらず、スタメンの変更も最小限。
連敗中ということで新しい何かを求めてGKを高橋にしたこと、
宮﨑のボランチを試合開始から試したことがトピックと言えるだろう。

連戦中の消耗度合いを考慮したのか、
はたまた新潟のプレス耐性と自分たちのプレス強度/完成度を加味してのことか、
ハイプレスは「本当に行ける時にだけ」に留め、
高い位置では牽制しつつ後退、5-2-3ミドルブロックから5-4-1ローブロックへと徐々に移行して
志向する「奪いに行く」よりは「構えて守る」意識を強めた試合運びとなった。

新潟のところで書いたように、
5-2-3ミドルブロックでも5-4-1ローブロックでも起点を作られ続け、
常にリアクションを強いられる守備はなかなかにしんどかったが、
それでもよく抗えていた方だと思う。

1失点目は舞行龍、若月、シマブクに対しそれぞれもっと寄せられたのでは?とも思うが、
質の高いプレーが3つも繋がったとあらば讃岐でなくとも失点していたと思うし、
後半はウラを使われる怖さが減ったこともあって、
2失点目(よくやられているファーへのインスイングクロス)の反省はありつつも
ピンチの連続というようなことにはならなかった。

J3上位レベル、J2チームの相手でも頑張ればある程度守れるのは
今季ここまでの試合でもわかっていることだけど、
それでもやられてしまうのは、やはり基準が違うのだろう。
讃岐の「このスペース/パスコースは消した」は、
相手の「あのスペースは使える/パスコースは通せる」なのだ。

今一度この基準の違いを頭にも体にも叩き込んで、まずは失点しないこと。
ここからだと思う。



宮﨑。
ボランチのテストは合格点でいいのではないでしょうか。
守備で穴を空けるようなこともなく、
HV起用で見せていた「見えているところ」の良さをそのままに
テンポのコントロールも行っていた。
22分辺りに見せた右サイドでの連続ワンタッチパスでの関与などは本当に素晴らしかった。

高橋。
2失点という数字は残ったけど、
変に浮き足立つようなこともなく、
第4節(金沢戦)の松原(1失点)よりも良かったと思う。




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