menufootballKamatamare SANUKI>【カマタマーレ讃岐】2021年シーズンオフの動向と雑感



【カマタマーレ讃岐】2021年シーズンオフの動きと雑感


2021年シーズンも色々ありましたね……(挨拶)

まだ2試合を残している段階ではありますが、
本日(21年11月25日)のリリースより「シーズンオフの動き」とし、
この記事で雑感と共にまとめていきたいと思います。
(シーズン中の動きについてこちらにまとめてあります)

最終的にはだいぶ長い記事になります。
どのような動きがあったかを一覧でサクッと確認したい方はこちらをどうぞ
(2021/11/25:和泉彼方)



−−−−−


◆シーズン中に行われた、「今季限り」のリリース◆

・ゼムノビッチ ズドラブコ(監督)
・竹内彬(DF)※現役引退→トップチーム強化担当 兼 地域連携リーダー 就任
・高木和正(MF)※現役引退



◆シーズン中に行われた、「来季内定」のリリース◆

・福井悠人(FW)特別指定:相生学院→
・鯰田太陽(MF)特別指定:仙台大学→
・小山聖也(FW)2種登録:讃岐U-18→
・田尾佳祐(DF)2種登録:讃岐U-18→



◆シーズンオフのリリース◆

21/11/25【契約満了→完全移籍】浅沼優瑠(GK)
意外なリリースでした…。
・最年長者(来季は恐らくGK高橋拓也=32歳)に近い年齢の選手を、
 出来れば近いポジションの選手で1人置いて、
 次の年代のグループとの連結をなだらかにする
(若いチームであればあるほど重要なポイント)
(高橋に次ぐ年長者はFW重松健太郎=30歳だが、高橋とはポジションが最前線と最後尾になる)
(DF西野貴治=28歳がいるが、彼は竹内彬が去るチームにおいて追う役割があるので除外して考える)
・実績があり(讃岐以外でJ3に63試合出場)、30歳前後で精神面でもチームに貢献出来る控えGK
チーム構成を考える上でこの2点はけっこう重要なことだと思っているのですが、
浅沼はまさにこの条件を満たしてくれる選手。
(讃岐以外でJ3に63試合の出場歴がある29歳)
しかも既に2年在籍しているのでクラブのことも選手のこともよくわかっている。
圧倒的に貴重な存在で、だからクラブが更新のオファーを出さなかったとは、
自分には考えづらいんですよね…。
なので、とても意外なリリースでした。
讃岐でプレーした2年間は1年目に清水健太、2年目に高橋拓也と能力的に抜けた存在がいたために
控えの立場に甘んじていましたが、
先述のように実績はありますし、
GKですので年齢的にはまだまだこれから。
そして。
讃岐が盛り上げていきたいと思っているカマタマ・トークンについて
わざわざ満了時のコメントで触れてくれ、
「是非よろしくお願いします!」とまで言ってくれる。
こんな選手の、次のクラブでの活躍を願わないわけがありません。
2年間ありがとう。
次は、足元を活かせるクラブだといいね。

(22/01/08追記)
1月7日、長崎へ完全移籍する旨が讃岐長崎の双方より発表されました。
カテゴリが上がってポジション争いは容易ではないだろうけど、
是非とも頑張って!
…インスタで長崎の素敵な景色を投稿してくれることを楽しみにしてます^^



21/12/02【新加入】内田瑞己(DF)
見るからにがっちりした体躯のSBが新加入。
基本は右SBということのようですが、
左SBでの出場もしているモヨウ。
中学年代までは湘南の下部組織で10番という話もあり、
現代型のSBとして期待をかけて良いのでしょうか。
そして、国士舘大学ということで竹内彬の遠い後輩になりますね。
ともあれ。
ようこそ、讃岐へ。
(更新が止まっているようですが)Twitterアカウントはこちら、Instagramのアカウントはこちら



21/12/03【契約満了】中村亮(MF)
2つの面で、意外なリリースとなりました。
1つ目は、彼個人のこと。
昨季から採用した3−3−2−2の適応に長く苦しんだのは事実ですが、
今季終盤には3−4−2−1を経て3−3−2−2でもそつなくプレー出来るようになり、
「攻撃面での良さを発揮するための最低限の守備がようやく備わって
 来季は本格的に巻き返しのシーズンだ」
と思っていたところだったので…。
2つ目は、クラブが掲げる「育成型」について。
どうも自分が思っていたよりもクラブは「待たない」方針である可能性が、
彼の満了から見えてきた気がしています。
(個人的には、3年での見切りは、新卒ガチャに近く育成型とは言い難いのではと思うのですが…)
(もちろん、今回の満了が「オファーせず」ではなく「条件が合わず」の可能性もありますが)
(そして、満了は殆ど無いのではと思っていた予想が覆りそうな雰囲気を感じています)
いずれにせよ、残念なリリースです。
ボールを持った時の独特なリズムと仕掛けた時の切り返しが、
来季もJのピッチで観られればいいのですが。



21/12/08【退任】イリアン・ストヤノフ(トップチームコーチ)
一言、「何だったのか」と。
10月6日のトップチームコーチ就任リリースは
普通に考えて来季を見据えた動きであると思うのですが、そうではなかった、と。
例えば今季の岐阜のように、
順位的に「昇格に向けてのもうひと押し(あるいは現体制へのある種の通告)」というものでも、
当然ありませんでしたし…。
彼がコーチングスタッフに加わったことで
ピッチ上に変化、成長がもたらされたかと言えばそれも無かったので、
何かしらの強い影響力を求めていたわけでもなし…。
クラブはどういう目的で彼をコーチとして招いたのでしょうか…。
ストヤノフさんには「お疲れ様でした」しかありませんが、
申し訳ない、
その感情よりも圧倒的に「何だったんだ」との思いに支配されています。



21/12/15【育成型期限付き移籍期間満了→所属元満了→完全移籍】杉山弾斗(DF)
10日に行われた「Jリーグ合同トライアウト(2日目)」の参加者にその名前があったため、
本日の讃岐のリリース並びに千葉のリリースの前に、
所属が無くなることは判明していましたね。
今季は第5節の富山戦を除いてベンチにも絡めなかったので(第5節も未出場)、
致し方なし、でしょう。
讃岐が4バックでシーズンを戦っていたら、
あるいは後方からボール保持でじわじわ押し込めるチームであったら、
輝ける機会を掴めたかも知れませんが…。
自分のスタイルと違うチームであっても一定以上のアジャストをしてこそ
…ということなんですよね、プロの世界は。
千葉でのリリースで残した言葉のように、這い上がって欲しい。

(22/01/18追記)
1月18日、都農へ完全移籍する旨が讃岐千葉都農より発表されました。
21年よりJ.FC MIYAZAKIからヴェロスクロノス都農へと改称した同クラブには、
20年まで讃岐に所属していた柳田健太が所属していますね。
右の柳田、左の杉山で九州リーグを席巻してくれたら、讃岐サポとしても嬉しい展開!



21/12/16【トップチーム監督就任】西村俊寛(トップチームダイレクター)
リリースを読んで最初に感じたのは以下の2点。
・オファーしては断られの末にこうなったのだろうな
・上野山さんの時に続いて最終的な判断を池内社長が下してるのはよろしくないな
Twitterで讃岐サポのアカウントをまとめたリストを作っているのですが、
もう笑っちゃうくらいに歓迎されてなくて、
そういう反応ばかりになるのも然りな流れがあるだけに重苦しい気持ちになりますね…。
その他、リストを眺めながら頷かされたこと、気付いたことが多々。
「J3での3年間の強化部としての責任はどうなってるんだ」
「いざという時のS級持ちがいなくなるのはマズい
 (金コーチの取得が確定するのか、そもそも金コーチは来季もいるのかという問題とリンク)」
「トップチームダイレクターとの兼任ではなく監督に専従するのは
 監督業にフォーカスすれば好ましいけど
 強化部一年生の竹内彬がそのトップに収まるということだよね?
 監督も強化部トップも一年生の体勢か…」
等々。
期待を抱きたい気持ちを遥かに越える、
確実に不安要素としてカウント出来る事柄の数々…。
個人的には、
来季の監督が誰であっても
「カマタマスタイルの礎を築く」
「試合を重ねるごとにやれることの質が上がっていく、出来ることが増えていくという喜びを得たい」
という2点を
好成績よりも優先して希望しているですが、果たしてどうなりますか…。
テノヒラクルーの準備だけは怠らずにいたいと思います。



21/12/17【完全移籍】薩川淳貴(DF)
絶対的な左翼が、声をかけてくれた鹿児島へと羽ばたいて行きました。
来季は大卒3年目。
焦りも危機感も十分に理解出来ます。
Instgramで讃岐筋トレ部の様子は見ていましたし、
ピッチ上でその成果が表れてきていたのも事実ですが、
それでも
「引き抜かれるにはフィジカルコンタクトがまだ弱いよな」
「とは言え22年オフには、もしかしたら22年夏には移籍していくだろうな」
というのが個人的な彼への評価でした。
この評価を、鹿児島で22年冒頭からいい方向に覆してくれたらなと思います。
新たな旅路へ、いってらっしゃい。
(帰ってくる場所への言葉だよね、「いってきます」は!)



21/12/17【新加入】伊従啓太郎(DF)
鯰田に続く仙台大学から2人目の新戦力は、
川崎のアカデミーで育った(長谷川の2つ下ですね)、188cmの長身CB。
ヘディングと足元に特徴があり、U-16で代表歴も。
期待の高まるキャリアとスペックですし、
こういう貪欲さは向上していくために必要なもの。
是非とも讃岐で飛躍して欲しいですね。
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21/12/17【完全移籍加入】吉井佑将(FW)
最近何かと縁深い、広島県1部の福山シティFCからのニューカマー。
リリースを読む限りでは、FW登録ではありますが2列目でも機能しそうな感じですね。
広島県1部といえど福山シティFCの特異性はJFL以下も見ている人には知られているところですし、
20年度の天皇杯では準々決勝にまで進出。
秋田に1−3と敗れるもチーム唯一のゴールをあげたのが彼ということで
これまた期待したくなってしまいます。
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また、19年まで讃岐に在籍した鈴木拳士郎とは大学の同級生とのことです。



21/12/20【更新】川ア一輝(MF)
右サイドの絶対的な存在が更新。
サポが「引き抜かれると思ってたから嬉しい」と口を揃えているのが、
彼のこのチームでの立ち位置を表していますね。
戦力的には有り難い限りで、
来季、フォーメーションも含めてどのような戦い方を選択するにせよ、
欠かせない選手と言えるでしょう。



21/12/20【育成型期限付き移籍】澤田健太(MF)
U-18からの生え抜き選手が福山へ武者修行へ出ることに。
正直な話、彼は満了になる可能性が濃厚だとみていたのですが、
一年の猶予を得たという形になりましたね。
福山のリリースで本人も語っている通り、勝負の年。
23年シーズンに讃岐での契約を勝ち取るには、
福山から途中で戻されるくらいの大活躍がマストだと思います。



21/12/21三豊市宝山湖公園におけるスポーツを核とする地域活性化に関する協定締結のお知らせ
以前から話に出ていた三豊市との協定がついに締結。
詳細についてはクラブのリリースを読んでもらうとして、
率直な感想としては「明るい未来への道が拓けてきた」といったところです。
練習環境の充実と更なる地域貢献、密着を同時に成せる内容となっていて、
本当に夢のようです…。
この構想が構想通りに展開して行くように、
地に足つけて、確実に歩んで行きましょう。



21/12/23【更新】小松拓幹(DF)
シーズンを通して右CBで出場を続けたハイタワーが更新。
十分に経験を積んでブレイクへの下地は整ったと言えるでしょう。
来季は事あるごとに「小松がいれば大丈夫」と口にしたくなるような、
絶対的な存在へと飛躍して欲しいですね。



21/12/242022シーズンユニフォームスポンサー決定のお知らせ
○胸部○
株式会社レクザム様。
○背中部○
株式会社マルナカ様。
○袖部○
株式会社タダノ様。
○右鎖骨部○
株式会社百十四銀行様。
○裾部○
株式会社ちとせ研究所様。
毎年毎年この言葉しかないのですが、
スポンサード頂き誠にありがとうございます。
どのような形でお返しできるかを常に模索しながら、
スポンサードして良かったと思えるようなクラブにならなければ、と思います。



21/12/27【完全移籍加入】青戸翔(FW)
関西リーグ1部を戦うおこしやす京都より、長身FWが完全移籍加入。
上位カテゴリに移籍してくるFWなので得点感覚は言わずもがなでしょうし(今季の関西1部で得点王)、
彼自身のYouTubeチャンネルにて動画を観る限りでは、
長身を活かして相手を背負うことが出来る選手のようですね。
加えて、東京Vの下部組織から桐蔭学園というキャリアは
前を向いても足元で勝負出来るであろうことも予感させてくれます。
現在の讃岐には見当たらないタイプで、
重松を今の仕事から解放してくれそうだという点でも期待したいですね。
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21/12/28【退任】菊池忍(トップチームフィジカルコーチ)
栃木SCフィジカルコーチへ就任する旨が同時に発表されているので、
より良い条件で仕事が出来るクラブへ移る…という解釈でいいのかな、と思います。
今回はわずか一年のお付き合いとなりましたが、ありがとうございました。
昨季は負傷離脱が多かった小松と長谷川が一年を通して試合に絡めていたことは
フィジカルコーチの仕事に拠る部分が大きかったのではないかな、と感じています。



21/12/28【新加入】臼井貫太(DF)
ポジションは左SBのようですね。
高3時(2017年)にはガンバ大阪で2種登録され、U-23でJ3に12試合の出場経験もあることは
アドバンテージになるでしょうし、
その際に西野と共にプレーしていることや
ガンバ大阪のU-15とU-18で1年ずつ、関西学院大学で2年、岩本と所属が重なっていることは
チームへの馴染みやすさという点でプラスに働くでしょう。
新監督で迎えるシーズンである上に薩川が引き抜かれた左サイドはチャンスも多いでしょうから、
ルーキーイヤーからガンガン活躍して欲しいところ。
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21/12/28【完全移籍加入】松本孝平(FW)
このオフ2人目となる長身FWが、JFLを戦う枚方より加入することに。
2018年の相模原でJ3を経験済みであること(13試合に出場)、
2021年の枚方で30試合12ゴールという結果を残していることへの期待感もですが、
Wikipediaで知ることが出来る、プロ入り前のエピソードがなかなかに特異。
枚方に所属していながら勤務していた福田総合病院の理事長のツイートも心強い…!
戻ってきたJの舞台で、今度は確かな活躍を。
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21/12/29【更新】長谷川隼(MF)
中盤の底で相手をいなせるMFが更新。
21年はコンディションを保ててはいたものの、西本の加入の前に出場時間を伸ばすことが出来ず。
人数的にも質的にも競争の度合いが増すであろう中で、
能力を総合的に伸ばしつつ、自分の特長を発揮してもらいたいですね。



21/12/29【更新】岩本和希(MF)
負傷があったのか終盤に不可解なベンチ外が続いたものの、
2列目と3列目で走り続けたMFが更新。
高木、竹内が現役を退いた今、
21年シーズンの目標として掲げた「中心選手になる」という言葉にかかる期待は、
22年シーズンにはより大きなものとなっていると言えるでしょう。



21/12/29【更新】遠藤元一(DF)
安定感のあるプレーと兄貴分的な振る舞いを見せたDFが更新。
プレー以外の部分で求められるものが増えると思いますが、
リリースに添えられたコメントを読めば
逆境や挑戦を楽しめる選手であることは明らか。
共に覆しましょう!



22/01/04【更新】後藤卓磨(MF)
前線と二列目でハブ役をこなしたMFが更新。
四国リーグを戦うFC徳島から個人昇格の一年目、
ある程度の手応えともっとやれるという自信を掴んだのでは。
便利屋の雰囲気が漂う現状をどのように打破するか、
二年目の進化に期待したいです。



22/01/04【更新】高橋拓也(GK)
抜群のシュートストップでチームを救い続けた守護神が更新。
絶対に残ってもらわなければならない選手の一人だったので、
サポーターとしては安堵の一言です。
来季も最後方からチームを支えるとともに、
若いチームをまとめてもらえれば、と思います。



22/01/04【更新】西野貴治(DF)
竹内彬から3バックの中央を引き継いだ「貴公子」が、無事に更新。
来季、求められる仕事がより多く、より重くなることは間違いないですが、
ピッチ内外で「読む」力を伸ばして
西野貴治のやり方でまっとうしてもらえれば、と思います。



22/01/04【更新】松本直也(DF)
出場時間は減らしたものの印象は悪くなかったDFが更新。
左SBで開幕スタメンを飾るなど、CB陣の中では器用な面が売りになると思うので、
ポジション柄求められる力強さなどは引き上げつつ、
(Twitterを眺める限りはサポにはあまり評判の良くなかった髭は、
 見た目で少しでも迫力を出そうという試みだったのでは、と思っている)
そういう部分で勝負するのがいいのかな、と。



22/01/04【更新】渡辺健太(GK)
少年少女への指導も熱心な若き長身GKが更新。
第2GKが想定される選手が「汚れ役を受け入れる覚悟」と言ってくれたことが
まずもって有り難いのだけど、
(30代半ばのベテランではなく、23歳がこれを言っているのも素晴らしい)
最終節で見せたパフォーマンスがいつでも出せるのであれば
高橋拓也に危機感を与えることが出来ると思うし、
ポジションを奪うことにも繋がっていくので、
上手く折り合いを付けながら、ギラギラした感情も捨てないで欲しい。



22/01/04【更新】西本雅崇(MF)
中盤の底で若くして持つ経験値を発揮していたMFが更新。
高いレベルで安定しており、DHの第一選択肢であり続けてはいたのだけど、
外すことの出来ない選手であることがわかっているからこそ、
もっと周囲に訴えて中心選手然として欲しいという気持ちが湧いたのも事実。
まだまだこんなもんじゃないハズ。



22/01/04【更新】佐々木渉(MF)
怪我からの本格復帰となったシーズン、苦しんでいたMFが更新。
終盤になってフォーメーションへの適応と「らしさ」の発揮が見えてきたものの、
正直、ちょっと危ないかも…と思っていたので一安心。
来季は巻き返しと自立のシーズンになると思います。
開幕から全開で。



22/01/04【更新】重松健太郎(FW)
前線であらゆるタスクを担ってくれている主軸FW、安堵の更新。
少なくともこの2年間、ピッチ内でいちばん献身性を示してくれていた選手であり、
残ってもらえなければ困ると共に、
チームとして彼に報いなければいけない部分があると思っています。
来季、フィニッシュに専念した重松がゴールして勝つ試合を、たくさん観たい。



22/01/05【育成型期限付き移籍期間満了】池田航(DF)
横浜F・マリノスからお借りしていた左SBの、育成型期限付き移籍期間が満了。
そのまま横浜FMに戻る旨が讃岐、横浜FM双方のリリースに記されています。
杉山弾斗と同様に、チームが3バックに舵を切ったことで
出場機会を得る可能性がかなり低くなってしまったように思われる。
横浜FMでは左SBの3番手からのスタートが濃厚だけど、
ACLまで含めて試合数が多いのでベンチ入りの機会はローテーションで得られると思うので、
その先の段階となる出場を果たすために頑張って欲しい。
方向性以前にクオリティの違いはあるけれど、
今季の讃岐のサッカーよりは特長を出せる可能性が強いだろうし。



22/01/06【期限付き移籍より復帰】神谷椋士(FW)
昇格してJFL初年度を戦っていた刈谷から、20年大卒組のFWが復帰。
「中村駿太を借りられることになったので貸し出されたのだろう」と考えていたので
復帰は基本線だとは思っていましたが、
21年シーズン中から年内にかけて前線の選手の新加入が多く発表されたために
少し不安も覚えていました。
今回、復帰のリリースが出て一安心というところです…。
刈谷ではFW及びSHとしてきちんと出場時間を得ていたようなので、
相応に成長してくれたとのだろうと期待を抱いて、
22年シーズンを待ちたいと思います。



22/01/08【育成型期限付き移籍期間満了】阿部要門(FW)
夏の中断期間にやってきた長身FWが育成型期限付き移籍期間を満了。
彼に関しては林友哉をYS横浜へと貸し出したこととセットで考える必要があると思うのですが、
短い期間を漫然と過ごさせてしまった申し訳無さが強いです。
試合で伸ばすならもっと出場時間を与えるべきでしたし、
ハイボールとポストプレーを期待するのなら
彼の起用時にそういうサッカーを徹底すべきだったと思います。
なお、山形のリリースによると、
22年シーズンは青森でプレーするとのこと。
JFLで大暴れして、山形に凱旋出来ればいいですね。



22/01/08【育成型期限付き移籍期間延長】中村駿太(FW)
今季の讃岐において、多くはなかった「ワクワク感」の中心にいたFWが
山形からの育成型期限付き移籍期間を延長。
これは驚きました…。
出場機会を最優先ということだったのか、
来季もどこかに貸し出すとしてより適当なクラブが見つからなかったのか…。
讃岐サポとして、
短期的に見れば来季の戦力としてありがたいことこの上ないのですが、
前線の選手を多数獲得している中で彼が来季も居てくれることが、
2〜3年先を見た時にいいことなのかどうか…。
この決定を受けて来季どこかに貸し出される選手も出てきそうですね。



22/01/11【退任】金正訓(トップチームコーチ)
今季、S級ライセンスを受講していた金コーチが退任とのリリース。
最短で22年からの監督登用まであり得るのでは…と思っていたのですが、
キャリア初の監督業(ソルティーロ千葉FC U-18の監督に就任が決まっている)に
チャレンジするとのことで…。
2年間への感謝と共に快く送り出す他無いのはわかっているのですが、
さて困ったことになったぞという気持ちを隠しきれません…。
西村新監督に何かあった時の保険を失うこととなってしまいました。



22/01/12【退任】坂田和也(トップチームコーチ)
スロベニアでキャリアを積んだ面白い経歴の坂田コーチ「も」退任のリリース。
金コーチ共々、恐らくは2年契約だったということでしょう。
チームが監督/GM人事に揺れた中で仕事のしづらさが多分にあったかと思いますが、
全うして頂きありがとうございました。
さて。
トップチームからコーチ及びフィジコが不在という状況になってしまいました。
そろそろチームも始動しますし、就任のリリースが欲しいですね…。

(22/01/13追記)
関コーチの存在を失念した文章になっていました…。
関コーチ、すいません。
大変失礼致しました。



22/01/12【更新】渡辺悠雅(MF)
右サイドの突貫小僧が更新。
今季、守備面での向上と起用方法の幅が増えたことは大きなプラスでしたが、
彼の場合、期待されているのはやはり攻撃面。
自身もコメントで触れている通り、
22年数字に繋がるものを是非とも見せて欲しいところ。



22/01/12【更新】下川太陽(MF)
左利きの小兵MFが更新。
出場した2試合では共に割を食うような交代をしたとは思いますが
負傷離脱があったとはいえ、そもそもの出場機会が少なかった事実があります。
まずは試合に絡み、存在感を確かなものにしてもらいたい。



22/01/12【更新】武下智哉(DF)
快速を誇るユース上がりのDFが更新。
高2時の19年に2種登録でJ3出場を果たしながらも
プロ1年目の今季はベンチにすら入れず。
まったくやれないということは無いハズなので、
キャンプからアピールしてポジション争いに名乗りを上げて欲しい。



22/01/12【更新】栗田マークアジェイ(FW)
不調を脱せずに低空飛行となってしまった駿足FWが更新。
誰の目にも迷っている、悩んでいるさまが観ていても苦しかった今季。
光明が差したかと思えたタイミングで中断期間に突入というのもツイてなかった…。
前線の選手が増えた中、まずは立場の確保からということになりますが、
今年のマークは違うなと思う準備をして、活躍を待ってます。



22/01/13【就任】石原田啓太(トップチームコーチ)
19年シーズン、当時の上村監督に請われてやってきた石原田さんがクラブに復帰。
なるほど、そういうことか…。
西村監督を、彼をよく知るメンツで盛り立てていこう、と。
(西村監督は19年時の監督である上村さんとは13年から讃岐でトップチームに関わり、
 19年の上村さん監督就任時にトップチームダイレクターに就任。
 石原田さんは19年の上村体制にて1年間トップチームのヘッドコーチ。
 「俯瞰の立場(西村監督)と現場(石原田さん)」という関係性で19年を共に戦っている)
方針は理解しました。
となれば、あとは馴れ合いにならないように厳しくやってもらうだけですね。



22/01/13【就任】齋藤亮平(トップチームコーチ)
18年から讃岐U-15に携わり、21年は同カテゴリの監督。
この数年のU-18の大躍進の下地を作っていた齋藤さんがトップチームコーチに転任。
讃岐在籍歴の長い指導者陣の総力を結集するんだ、という雰囲気に。
良い流れにあるアカデミーの体制を変えるのはやめた方が…という思いと、
これで永田亮太U-15コーチが同カテゴリの監督へとステップアップするのかな?という予感と。



22/01/13【更新】関浩二(トップチームコーチ)
21年のコーチ陣で1人、21年からの就任となっていた関コーチが順当に更新。
コーチは基本的に2年契約になっていると思うんですけど、
金コーチ、坂田コーチと1年のズレを作って1人置いておいたのは
さまざまな流れが完全に途切れることを防ぐという意味で大きかったな、と。
リリースにあるコメントで具体的な方向性を示してくれているので、
あとは関コーチの手腕で、コーチングスタッフ全体の取り組みで、
これを可能な限り具現化してもらえれば、と思います。



22/01/13【更新】清水健太(トップチームGKコーチ)
20年に現役引退、即、コーチに転身してクラブに残ってくれた清水GKコーチが更新。
高橋拓也らが置かれる状況は自身の讃岐での現役時代と重なるハズ。
技術面はもちろんなんですけど、
そうした状況におけるメンタル面は
コーチ歴の浅い清水GKコーチでも大いに良い影響を与えられるのでは、と期待しています。



22/01/13【新加入】今村勇介(GK)
おそらくもう1人は獲得するであろうと思われていたGKに、
時期的に第2回セレクションからかな、日体大の長身選手が新加入。
関東大学リーグの2部を戦っていた日体大で、それも正GKではなかった選手。
ドライな眼で見れば「枠の補充」「コストを抑える獲得」ということになるでしょうけど、
それにしたって誰でもいいというわけではないハズ。
「プロサッカー選手になることを強く望む者」としてセレクションに来た精神面の強さ、
1年半に及ぶ高木義成(東京V、名古屋、岐阜でプレー)の指導が、プロの世界で花開きますよう。
Twitterのアカウントはこちら、Instagramのアカウントはこちらになります。



22/01/13トップチーム スタッフ体制決定お知らせ
13日に行われた4件の個別リリースをもって、トップチームのコーチングスタッフが確定。
トレーナー、マネージャーと併せてすべての体制が決まり、
リンク先のようにリリースされました。
22年シーズン、選手たちをよろしくお願いします!



22/01/13:【退任】関原凌河(U-18監督)※リリースは無し
トップチームの体制が固まった裏で、
21年、前任の石田英之さん(現:京都U-15コーチ)が躍進させたU-18を引き継ぎ、
四国で無双させ、プレミアリーグプレーオフに導いてくれた関原U-18監督が讃岐を退団する旨が、
自身のツイートにより報告されました。
(リンク先からツリーになっている計4つのツイートは、サポであれば是非読んで頂きたい)
広島のJr.ユースコーチに就任することが決まっているとのことで、
20年オフの石田さんから2年連続となるステップアップ!
讃岐としてはもちろん痛いですけど、非常にめでたいことですね。



22/01/16:【退任】遠岳慎一(チーフトレーナー)※リリースは無し
13日に発表されたトップチームの新体制に名前の無かったチーフトレーナーの遠岳さんが
岩手のトレーナーに就任したことが、
岩手のリリース自身のツイートにより明らかになりました。
ま、またしてもスタッフの個人昇格!!
「恵まれてるとは言えない讃岐の環境がスタッフとしての能力を伸ばす説」爆誕か!
…冗談はさておき。
おめでとうございます。
そして、4年間ありがとうございました。



22/01/17【育成型期限付き移籍期間満了】吉馴空矢(MF)
13日のユニフォームデザイン並びに背番号の発表において彼の名前が無かったため、
22年シーズンは讃岐以外でのプレーとなることは判明していましたが、
ここで去就がリリースされる運びに。
(来季はFC大阪でプレーすることがセレッソ大阪FC大阪の双方より発表されています)
短いプレー時間の中でも「どうにかしてやろう」という姿勢が見える、
応援したくなる選手というのが讃岐での印象。
JFLで大暴れして、キャリアを切り開いて欲しい。



22/01/18【完全移籍】林友哉(FW)
21年7月よりYS横浜へと期限付き移籍をしていたFWが、完全移籍へ移行とのリリース。
彼もまた背番号発表時に名前が無かったわけですが、
それ以前に、期限付き移籍となった流れとタイミングからして
22年は讃岐ではないのだろうな、という感じでした。
素材は悪くないと思うので、新天地で輝いて欲しいと思います。
こういう記事を書くくらいには期待していたんですけど、
 今回の流れから鑑みるに、彼、ボディコンタクトは可能な限り避けたいタイプである気がしています(苦笑))



○まとめ○


【退任】 ゼムノビッチ ズドラブコ(監督)
イリアン・ストヤノフ(トップチームコーチ)
菊池忍(トップチームフィジカルコーチ→栃木フィジカルコーチ)
金正訓(トップチームコーチ→ソルティーロ千葉FC U-18監督)
坂田和也(トップチームコーチ)
関原凌河(U-18監督→広島Jr.ユースコーチ)
遠岳慎一(トップチームチーフトレーナー→岩手トレーナー)

【引退】
竹内彬(→トップチーム強化担当兼地域連携リーダー)
高木和正

【満了】
中村亮

【育成型期限付き移籍期間満了】
杉山弾斗(レンタル元の千葉も満了→都農へ完全移籍)
池田航(レンタル元の横浜FMへ復帰)
阿部要門(レンタル元の山形から来季は青森へ育成型期限付き移籍)
吉馴空也(レンタル元のC大阪から来季はFC大阪へ育成型期限付き移籍)

【満了後に完全移籍】
浅沼優瑠(→長崎)

【期限付き移籍から完全移籍】
林友哉(→YS横浜)

【完全移籍】
薩川淳貴(→鹿児島)

【育成型期限付き移籍】
澤田健太(→福山)

【就任】
西村俊寛(トップチームダイレクター→トップチーム監督)
石原田啓太(横浜F・マリノス 日本工学院八王子専門学校 コーチ→トップチームコーチ)
齋藤良平(U-15監督→トップチームコーチ)

【新加入】
福井悠人(相生学院→)
鯰田太陽(仙台大学→)
小山聖也(讃岐U-18→)
田尾佳祐(讃岐U-18→)
内田瑞己(国士舘大学→)
伊従啓太郎(仙台大学→)
臼井貫太(関西学院大学→)
今村勇介(日本大育大学→)

【完全移籍加入】
吉井佑将(福山→)
青戸翔(お京都→)
松本考平(枚方→)

【期限付き移籍より復帰】
神谷椋士(刈谷→)

【育成型期限付き移籍期間延長】
中村駿太

【更新】
川ア一輝
小松拓幹
長谷川隼
岩本和希
遠藤元一
後藤卓磨
高橋拓也
西野貴治
松本直也
渡辺健太
西本雅崇
佐々木渉
重松健太郎
渡辺悠雅
下川太陽
武下智哉
栗田マークアジェイ
関浩二(トップチームコーチ)
清水健太(トップチームGKコーチ)


last edit(this page):22/01/18
up date(this page):21/11/25


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