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【カマタマーレ讃岐】2022シーズン新体制発表会を観て、雑感



当初は有観客+YouTube配信とアナウンスされていた新体制発表会。
刻々と移り変わる情勢の中、最終的にはYouTubeでのLIVE配信のみという形で執り行われました。、
1月30日開催の同会をようやく観終えましたので、
気になったところを書き留めておこうかと思います。
(この記事のUPは2月5日)


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カマタマーレ讃岐2022シーズン新体制発表会(該当の動画へ飛びます)
LIVE配信された動画のアーカイブはこちら。


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【新体制発表会パート】(動画の12:30〜1:30:15)

池内社長の挨拶、
クラブ経営方針や2030ビジョンの説明、
西村監督の挨拶について
1月14日に行われた「2022シーズン新加入記者会見」と重複する部分は割愛します。
気になる方は次のリンクをどうぞ。
1/14(金)「2022シーズン新加入記者会見」より第1部「クラブ経営方針・2030ビジョン」会見録公開のお知らせ(カマタマーレ讃岐公式)
1/14(金)「2022シーズン新加入記者会見」より第2部、監督および新加入スタッフ、新加入選手の会見録公開のお知らせ(カマタマーレ讃岐公式)
「2022シーズン新加入記者会見」を考える。(萌え尽きて。)


以下、箇条書きにて気になった部分など。

・メッセージを寄せてくださった行政及びスポンサー各社の皆さま、ありがとうございます。
 (浜田恵造香川県知事、大西秀人高松市長、松永恭二丸亀市長、綾章臣三豊副市長、
  株式会社レクザム様、マックスバリュー西日本株式会社様、株式会社タダノ様、
  株式会社百十四銀行様、ちとせグループ様、明治安田生命高松支社様、香川県サッカー協会)
・この後のサポーターズミーティングのところでも池内社長が何度も口にしている「クラブの発信力」。
 足りません足りません足りません(byさぬぴー)というのが正直なところ。
 もっと、うるさいくらいに発信する必要があると思う。
 例えば、カマタマ広場でイベントを行ってくれた団体についてとか、
 もちろん規模によらずスポンサー様についてとか、
 何かしらのイベントがあった時だけでなく、
 平日のSNS更新などを利用して常日頃から触れていった方がいいんじゃないかしら。
・入場してきた選手が中央で一礼して着席するまでの流れ、
 全員が全員顔のアップを捕らえきれてなくて非常に勿体ない。
 お披露目の場なんだから顔と名前を覚えてもらわないと…。
 向かって右45度のカメラで左から入場してくる選手を映しておいて、
 中央に到達したら正面のカメラに切り替えて顔のアップを狙ってたけど、
 中央に到達した選手が一呼吸も置かずに一礼してしまうものだから
 切り替えた正面カメラが捕らえるのは常に選手の頭頂部。
 そして選手は顔を上げるや自分の席へと移動するので、
 本当に顔のアップをきちんと映せていない。
 スクショしたらブロマイドに出来るくらいに「止め」「(表情を)決め」をやって
 画面の向こうにアピールしましょうよ。
・選手はマイクの前でもっと背筋を伸ばして、声を張って喋りましょう。
 基本的に、ファン、サポーターから見てカッコイイ存在なんですよ、あなた方は。
 だから、公式の場においてはカッコ良く振る舞いましょう。
 一発ギャグの評価はさておくとしても(←
 その部分で合格だったのは福井と小山くらいのもの。
(田尾も、背筋は伸びていて「繋ぎ」の本多春奈さんとのトーク部分を含めて真面目そうな印象を受けた)
・ユニフォーム発表のところ、写真撮影に入る準備のとことで
 勝利の鐘/藤岡友香 が流れていたけど、
 こういう時に応援歌である旨も添えて曲名と歌手名のテロップを付けといて欲しい。
 新加入選手に縁があってカマタマーレ讃岐に初めて触れるぜという人に対して
 優しくないと思う。
(サポミパートに入る前辺りにもポップな打ち込みアレンジの女の子Voの曲が流れてたけど、
 あれは各種ラジオとかで流れてるやつなんですかね?
 うっすら「カマタマーレ」というフレーズが聴こえたのでクラブの関連曲だとは思うのですが)
(千葉県在住でradikoエリアフリーは駆使していないのでよくわからない)
・ほぼほぼ演出部分についてのツッコミになってる気がする



【サポーターズミーティングパート】(動画の1:58:06〜3:11:37)

サポーターから事前に募った質問を進行役であるDJ HYROが代読、
これに池内社長と竹内強化部兼地域連携リーダーが答えるという形式で進行。

19年、20年、21年とサポーターズミーティングを観てきた中で出た質問が
今回も重複していることが多かったですね。
新規サポが積極的に質問してくれているからなのか、
改善が見られないので毎年同じ内容になるのか。
願わくば前者であって欲しいですけど、
クラブ側に「ニーズが掴みきれていない」という自覚もあるし、
後者の要素が強めなのでしょう。
引き続き、ニーズの把握と改善に務めてもらうとして、
関係各所との調整が必要なものに対しても、
先方の都合に配慮しつつも半年に一回くらい進捗がアナウンスされるのが望ましいと思います。
毎年、一年の不満をぶつけるかのような質問・提言がサポミに寄せられ、
(そうするより他に無いのは承知してますが)判を押したような回答になるのは
質問者にも回答者にも不健康なサイクルだと感じています。
 
編成関係の質問については、
「2022シーズン新加入記者会見」から新たに知れた内容としては
「監督を一体となって支える体制を作る」選択をした、ということですね。
予算の中でどこに重きを置くかという問題で、
「攻撃のオプションを持つ」に加えて
「監督を一体となって支える体制を作る」ことを重視した、と。
あとはこの選択が正解になるように頑張るだけ…。
1つ、質問された方はそんなにサッカーに詳しくないのかなと思ったものとして、
CBの枚数についてがあるんですけど、
シーズン通して3バックであっても4バックであっても、
本職CBが5枚というのは適正と言っていい人数です。
CBが出来る人数としての6枚目以降は、
DHやSBが本職であることが殆どですので、
ここは竹内強化部(強化部って呼ぶの呼びづらいよね。もう強化部長にしてほしい)の言うように
心配には及ばないと思います。

回答の中で池内社長の口から出て驚いたフレーズが2つ。
1つは、
「記者会見の際に西村が(監督打診に)びっくりしたというのにびっくりした」というもの。
そりゃびっくりするでしょ、1年前にそれでしくじってるルートなんだし。
もう1つは
「GMが不在になってからは育成部分については
 高木和正も含めて話し合いをしていた」というもの。
なるほど…。
それは引退に向けて気持ちが傾き出すだろうし
(いや、もしかしたらもっと前からクラブ全体についての話し合いに参加してたかも知れないけど)
この事実を踏まえると、
彼がクラブには残らずにサッカースクールを立ち上げる選択をしたこと対して、
また違う意味が与えられるよね…。
たまたま下部組織のセレクションには合格出来なかっただけの子を
まだまだ伸ばすんだということで
直接讃岐U-18、U-15に選手を送り込むというようなことはなくても
讃岐と密に連絡を取り合ってくれてたら嬉しいけど。

それと、そりゃないぜと思った質問が2つ。
佐々木匠(19年に在籍。22年は愛媛でプレー)とDJ HYROさんについてのもの。
タクミについては、
質問された方がどれだけタクミに思い入れあるのか知りませんけど、
個人名を挙げたところで答えられるわけが無いし、
今回の竹内強化部のように濁しながらも答えてくれたとて
「何で声をかけなかったの?」
「何で条件面の話をしなかったの?」
「タクミは結局愛媛を選んだのか…」
となって、
関わった人のすべての印象が悪くなる。
DJ HYROさんについては、
質問された方が気に食わない「アウェイサポーターへのおもてなし」について
その苛立ちをぶつける先として名前が表に出てる彼を使うという酷さ、
彼が戦ってないという解釈の論外ぶり…。
池内社長の
「アウェイサポーターに対するクラブの考え方を踏まえてやってくれている(要旨)」は
もっと強く言い切ってくれても良かったとすら思ったんだけど、
(時間を置くと、これはちょっと感情的かなとも思った)
おもてなしはクラブの考え方であるとの言葉が出た以上、
今後はクラブに対してのみ、
おもてなし不要という感情をぶつけて欲しいなと思います。



全体を通してざっくり言えるのは、
「サポーターから改善要望が出ている部分に関しては
 改善が必要であることは理解してるのだろうな、と思えた」
ということですね。

そして、
社員の勤続年数の話などから出た
「経営者としての責任を感じている」
「自分も変わらなければいけない」
といった言葉を交えて推察するに、
おそらく改善すべきことは就任した時から大凡は理解出来ていて、
だけど20年21年を通して思い描いてたほどには改善出来なかった…のではないか。

もし池内社長が思い描いてたようにコトが進んでたら、
22年はJ2を戦うクラブに、本当になっていたんじゃないかなぁ…。
いや、これはいいように考え過ぎだとも思うんですけど。


何度か書いてますけど、
自分は池内社長には永くこの職に就いていて欲しいと思うので、
あまり背負い込み過ぎないでやってくれたらなぁ、と。
(これは改善はのんびりでいいとか競技成績を求めないというような類の話ではないですよ!!)






ところで。

真面目な部分の話って、
よほどアレな人が登壇しない限りは大きくざわつくことは無いし、
桁外れに才気に溢れる人が登壇しない限りは大きく盛り上がることも無いと思うんですよね。

なので、
既にサポーターである身としては、
新体制発表会直前、サポミへの転換の時間、サポミ直後…の、
本多春奈さんが繋いでた部分が「本番」でした(笑)

トン子さんTシャツを着てたのは笑ったし、
田尾小山松原は可愛いし、
竹内彬は生まれながらのリーダーであると再確認したし、
讃岐の社員の平均勤続年数が短いのはひとえに給与の低さなのかなとも思ったのでした。
(やりがいと雰囲気の良さは十分にあるけれど……という)




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