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横浜FM 1−1 広島
J1/第18節
(17/07/08:日産)
DAZN


横浜FMスタメン
_____ウーゴ・ヴィエイラ____
バブンスキー__天野______齋藤
______扇原__中町______
山中____パク__中澤____金井
________飯倉________



広島スタメン
________皆川________
_____森島____A・ロペス__
柏_____青山__柴崎____高橋
____水本__千葉__野上____
________中林________



前半は互いに攻撃面での強みを垣間見せながらも堅い流れ。
横浜FMはサイドで複数人が絡んでからの抜け出し。
広島はサイドでのアイソレーション。

後半は消耗からオープンな展開になってくると、
互いの攻撃面での特性から、横浜FMにより可能性を感じる展開となった。
というのも、横浜FMの攻撃で複数人が絡んでいく過程において、
ウーゴ・ヴィエイラや天野によって、広島の中央の守備が動かされるんだよね。
その動いたところを、齋藤やウーゴ・ヴィエイラが狙って、
実際に惜しいところまで行く場面が散見されるようになった。
対する広島は、柏や高橋が対面する相手をかわしてクロスを上げたとして、
堅牢な横浜FMの中央は崩されていない。
ここに、まず特性の違いにおける得点の可能性の違いを感じたし、
加えて、今日の飯倉が素晴らしかった。
クロスやロングボールに対して自分が出るという判断の的確さと、
ボールをキャッチし切って広島にセカンドチャンスを与えない凄み。

結果として引き分けに終わったけど、内容でやや横浜FMかな、という試合でした。



横浜FM。
扇原がラストピースとしてハマッた感がある。
組み立ての問題が解消されただけでなく、
中町が持つ前へと飛び出してく能力を引き出すことにもなっている。
また、天野とその周囲の連携の向上も感じた。
第4節の新潟戦で感じたような弊害は無くなっていて、
しかも、その時に感じた個性の噛み合わせが再現性を持って見られた。
(これには、組み立ての安定も大いに寄与している)
守備の堅牢さは健在だし、現在の好調も納得の内容でした。
あとは、1トップに入る選手と齋藤学がもっと点を獲ることだね。



広島。
森保監督の辞任を受けて、急遽(代行として?)就任した横内監督のもとの試合。
とはいえ、何かが大きく変わることもなく、
「広島だなぁ」というサッカーだった。
感想としては、第15節の川崎戦と同じ。
森島が今日くらいのデキであれば、
皆川じゃなくて工藤で後方から中央にボールを引き出した方がいいと思うけど…。
それから、中央での引き出しとは別の話で、
皆川はもっとクロスに対して頑張って欲しい。
もしくは、自分が求めるクロスをサイドの選手にしつこく言って出させて欲しい。
売りは空中戦の長身CFが(今日は中澤とパクが相手とはいえ)あれでは厳しい。




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