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【カマタマーレ讃岐】2018年シーズンオフの動向と雑感


2018年11月17日にJ2のレギュラーシーズンが終了しました。
カマタマーレ讃岐からは、第41節を前に北野監督の退任が発表されており、
これから少しずつ選手、スタッフについてのリリースがされることでしょう。
そのリリースについて、都度、雑感を添えてまとめておこうと思います。
(本ページはリリースに合わせて随時、予定としてはキャンプインまで更新を行います)

そこそこに長い記事になるので、よろしくお願いします。
(退団と加入の一覧だけ確認したい方はこちらからどうぞ)



−−−−−



18/11/06【退任】北野誠(監督)
9年間に渡り指揮を執った地元出身監督が、ついにその任を退くことに。
発表時点でシーズンは2試合を、
チームはJ2残留の可能性を、
それぞれ残していましたが、
このリリースから11日後のレギュラーシーズン最終節を終えて、
最下位でのJ3降格が確定しました。
最終節の試合後に行われた退任記者会見の全文はこちら

18/11/19【挨拶】カマタマーレ讃岐 代表取締役社長 川村延廣より皆様へ
川村社長よりシーズンを終えての挨拶。
功労者である北野前監督への言及も。

18/11/21【満了】岡村和哉(DF)
喪失感が大きいです…。
残ってもらうための努力を最大限すべき選手だと思っていました。
せめて、
「チームは更新をオファーしたが条件面で合意に至れなかった」か
「岡村自身が讃岐でのプレーはここまで」と線を引いたか
……でないと、
受け入れるのが相当にしんどいです…。
(いや、どちらかであっても受け入れるのに時間をかなり要しますけど…)
また、「大幅な若返りに踏み切るので30代の選手は例外なく満了」であるならば、
それは降格してしまった以上ありえる方針ですし、
個々の選手への想いも分散するので、まだ割り切れるのですが……。
万が一、単なる「0円提示」であったなら、強化部の評価を大きく下げざるを得ません。

18/11/21【満了】渡邉大剛(MF)
シーズン最終盤のSHでのプレーぶりは幾らかの復調を感じさせたものの、
怪我上がりとはいえ今季の内容では厳しいよね。
覚悟してました。
インタビューで彼が口にした「好きな讃岐をもっと上に」は、
今季の讃岐サポの合言葉になっていたし、今後も残るんじゃないかな…。
最後の最後にも、クラブに、サポに、忌憚のない言葉をありがとう。

※追記
現役引退のリリースが、カマタマーレ讃岐より出ました。
オファーがあれども納得のいくものではなかったというのは、
おそらくただ待っているだけよりも自分を迷わせたんじゃないかと思う。
大きな決断をしたのだし、まずはゆっくりして、それから新たな一歩を踏み出してください。
(2019/02/18)

18/11/23【満了】豊島光一(GKコーチ)
所属GKの中では清水健太が実力的に抜けている上に清水自身は現役の最終盤という状況にあり、
彼の座をスムーズに引き継げる選手を育成出来るかが求められたところではと思うのだが、
清水以前の正GKである瀬口拓弥は昨季、今季ともシーズンの半分しかベンチに入れず、
昨季をもって群馬に去った松原修平、今季加入のソン ヨンミンは1年しか指導することが出来ず、
豊島GKコーチの在籍2年間での成果を感じづらいまま、満了となってしまった。

18/11/26【契約解除】中島健太(チーム統括部 強化担当)
11月18日付けで解除というのが、「降格確定」でそうなったことを伺わせるリリースですね…。
クラブとの関係が悪化したのか、契約の中に降格したら解除という一文が含まれていたりしたのか…。
若返りを図った今季のチームに重松、佐々木渉、レンタルで佐々木匠と麻田を引っ張ってきて、
「何とか戦える」質を揃えてみせたところを
個人的には大きく評価していたので、残念です。
また、彼が去るということは、
少なくないサポが期待していた「北野誠GM」の線がかなり薄れることを指す、とも推察しています。
来季の編成はどうなるのだろうか…。
誰の主導で(責任で)進められているのだろうか…。

※追記
讃岐からのリリースはありませんでしたが(契約解除に至った流れを考えれば致し方なしか…)
ファジアーノ岡山より、同クラブの強化担当に就任した旨のリリースがありました。
(2019/01/31)

18/11/27【満了】アレックス(DF)
彼自身の肉体的な衰えに加え、
相手が有利な状況での守備の一対一を強いられることが多く、
結果として、失点シーンに絡んでしまう回数も多かった。
また、今季は主審の笛に対して不満を露わにする場面もよく見られたね。
残念だけど、クラブは妥当な判断をしたと思います。

※追記
2018年シーズンをもっての現役引退と徳島ヴォルティスユースのアシスタントコーチ就任する旨が
カマタマーレ讃岐徳島ヴォルティスよりリリースされました。
ありがとう、アレックス。
現役生活、お疲れ様。
新しい道でも幸多からんことを。
(2019/04/01)

18/11/30【就任】上村健一(監督)
サポーターとしては予測されていた「既定路線」であり、
先日の総括会見での内定との報道をされていた「上村健一監督」が、
ついに正式な契約に至った。
ポジティヴな要素を上げると、讃岐の内部やここまでの流れ、所属する選手をよく知っていること。
(2013年から今季まで、継続してコーチとして讃岐に関わっている)
ネガティブな要素としては、指導者人生の中で初のトップチーム監督就任となること。
また、讃岐についてよく知っていることが、時にはネガティブな要素となるかも知れない。
ともあれ、誰にでも初めてはあるし、経験豊富な人材とて成功の保証は無い世界なので、
ワーワー言いながら応援して行こうと思います。
「試合後に倒れるぐらい90分間戦うサッカーを目指したい」という言葉が
実際にピッチ上で表現されることを、期待しています。

ところで。
クラブに対しては謹慎報道について、詳細のアナウンスを求めたいです。
「なり手が居ない」讃岐の監督という職務ではありますが、
「謹慎処分を受けた人間が謹慎明けに昇格している」というのは、常識的におかしい。
不可解な人事がまかり通るようなクラブでは、支持は得られ難いと思うのですが。

※18/12/14追記※
12月7日にリリースされた「12/4(火)上村監督就任記者会見 全文」にて
上村監督の立場から何が起きていたのかが語られています。

18/11/30【昇格】澤田健太(MF)
香川県内で無双を続ける讃岐U-18から、2年連続のトップ昇格者。
2019年シーズンにすぐにとは言いませんが、
昨季昇格を果たした濱口草太と共に
試合に絡んで、活躍して、チームを牽引する存在になって欲しいですね。
「昇格した」という実績づくりで終わるのは全方位に良くないので…。

18/12/07【更新】高木和正(MF)
ホッとしました。
1年でのJ2復帰を目指すにせよ、若手を中心にして力を蓄えるにせよ、
チームには柱、芯が必要で、彼はそういう存在なので…。
岡村がチームを去る事になり負担も増すと思うけど、
また一年頑張って欲しいし、
クラブには、彼の「決心」を揺るがせるようなことが無いいよう求めたい。
(実際の更新順に沿っただけかも知れないけど、
 更新のお知らせを彼から始めたことは良い判断だったと思う。
 彼の去就はサポーターの士気に大きく関わるので)

18/12/07【更新】清水健太(GK)、市村篤司(DF)
上村監督も口にしている「1年でのJ2復帰」を、
クラブが(可能性をどれほど見ているかはさておき)視界から外していないことが
よくわかるリリースとなった。
清水には、対戦相手にも讃岐GK陣にも高い壁として立ちはだかり続けて欲しいし、
市村には、怪我がちで不完全燃焼だったであろうこの2年間の分も、活躍をして欲しい。

18/12/0712/4(火)上村監督就任記者会見 全文
讃岐サポ以外にも(よろしくない方に)話題を呼ぶことになった記事。
個人的には、全部ひっくるめて「この記事が上がったのは良かった」と感じています。
なお、気になった箇所と自分の見解についてはこちらに書きましたので、
興味がある方はどうぞ。

18/12/10【更新】福家勇輝(FW)、濱口草太(MF)
貴重な地元選手である福家と、クラブ初のアカデミー出身選手の濱口が更新。
福家は開幕前の大怪我の影響で、
濱口はルーキーイヤーということもあって、
共に、2018年シーズンはチームへ大きく貢献したとは言い難いシーズンだった。
来季はピッチで躍動する姿をたくさん見せて欲しい。

18/12/10【更新】西弘則(MF)
能力に対して出場時間が十分ではない中、更新してくれたのはありがたい。
これまで同様に様々なポジションをお願いするのか、
特定のポジションに固定するのか…。
ともあれ、出場しさえすれば確実にタスクをこなしてくれるので、
後は上村監督がどういう仕事を任せるかだけでしょう。

18/12/11【更新】重松健太郎(FW)
試合に勝つには、相手より1点でも多く奪わなくてはならない。
そんな当たり前の条件を満たすために、
今季チーム2位のスコアラーが更新となったことの、何と心強いことか。
年齢的にもサッカー選手としていちばんいい時期に差し掛かるし、
活躍に期待したい。

18/12/12【復帰】林友哉(MF)
順当と言って良い復帰。
今季の讃岐での登録はMFだったものの、北野前監督は彼を前線で起用。
そこで見せた動きで「センターラインならどこでも出来る」と感じたので、
上村監督がどのポジションで起用するかを含めて、
来季がとても楽しみ。

18/12/12【更新】鈴木拳士郎(MF)
こちらも順当と言って良い更新。
今季、出場した試合でのデキは悪くなかったので(もう少し出場時間が与えられても良かったと思う)、
来季どれだけ伸びてくれるか楽しみだし、
1〜2年のうちに中心選手になってもらわないと困る。
…ともあれ、まずは怪我をしっかりと治してからですね。

18/12/13【就任】石原田啓太(ヘッドコーチ)
上村健一の監督就任で空席となっていたヘッドコーチに就任。
熊本で指導者としてのキャリアを積み上げる中、
2010年〜2012年の3年間、上村監督と共に仕事をしているのですね。
今季は熊本でヘッドコーチを務めてて、同職の経験はアリ…と。
監督のサポート、よろしくお願いします。

18/12/13【就任】松下邦昭(コーチ)
西村俊寛コーチの強化部入り(未リリース。情報は上村監督の就任記者会見より)で
空席となっていたコーチに就任。
石原田氏と同様に熊本でキャリアを積み上げていたようですね。
ゆえに、上村新監督とも仕事をしたことがある、と。
トップチームの指導は初めてのようですけど、
監督、ヘッドコーチがよく知る人間であることはプラスでしょうね。
新しいカマタマーレ讃岐を、よろしくお願いします。

18/12/13【完全移籍加入】赤星雄祐(MF)
今季はFC徳島で、昨季まで讃岐でプレーしていた綱田大志とプレー。
関西大学4回生時のプロフィールを見るに、左利きのプレーメーカータイプかな?
熊本のアカデミー育ちということで、
本日発表されたコーチ人事も含めて「よく知っている」選手なのでしょう。
彼にとってはカテゴリが一気に上がるけど、適応して欲しいですね。

18/12/14【他クラブへ就任】豊島幸一(GKコーチ)
11月23日に満了のリリースが出ていた豊島幸一GKコーチが、
ロアッソ熊本GKコーチ就任。
次のチームがすぐに見つかって良かった。

18/12/14【更新】佐々木渉(MF)
これは非常に明るいニュース。
今季終盤のプレーと年齢を鑑みれば、引き抜かれて当然のように思われた。
来季は開幕から本領を発揮して、中心選手として活躍して欲しい。

18/12/14【完全移籍】原一樹(FW)
チームのトップスコアラーの移籍は痛いけど、
彼が残したコメントを見れば、快く送り出す他は無い。
少しでも長く現役を続けて、ひとつでも多くのゴールを。

18/12/15【完全移籍】中島大貴(DF)
中堅から若手の選手について、
上(J2)に抜かれる心配はしていたのですが、
横(J3)に引っ張られる心配はしていませんでした…。
讃岐の環境でJ2というブランドを失うことを、
まだ甘く考えていたということですね…。
チーム及びポジションごとの年齢構成的にも、これは大きな痛手。
中島は、今季は後半に出場機会を失っていたけど、
J2レベルで普通にやれることはわかっているので、
秋田で大活躍してサクッと上のカテゴリに行って欲しいです。

18/12/21【更新】森川裕基(FW)
昨季からプレータイムを3倍に伸ばしこそしたものの、
運動量を活かした守備面が期待されてのSH起用が中心であり、
シーズン2ゴールという結果もFWとして独り立ちしたとはとても言えない。
さりとて、プレーに可能性を感じるのは確か。
来季こそは主力へと、攻撃面でも頼れる選手へと、飛躍を遂げて欲しい。

18/12/22【育成型期限付き移籍満了】佐々木匠(MF)
「ありがとう」と「ごめんな」を伝えたい。
彼が居なければシーズン前半に「終戦」していただろうし、
だけど彼の能力をフルに発揮させてあげることが出来なかった。
仙台のリリース山口のリリースによれば、
幾つかの選択肢から彼が山口へ育成型期限付き移籍を選んだとのこと。
その選択を正解へと変える活躍を、祈っています。

18/12/252019シーズンユニフォームスポンサー(胸部、背中)決定のお知らせ
○胸部○
株式会社レクザム
ありがとうございます。
正直、今、カマタマーレ讃岐には良くない波紋が広がっていると思います。
そんな中にあってのスポンサードに、ただただ感謝です。
○背中○
株式会社マルナカ
ありがとうございます。
カテゴリを下げての新シーズンに「これからも」という先を感じさせてくれる御言葉。
感謝の一言に尽きます。

18/12/25【完全移籍加入】木島良輔(FW)
この一報を聞いて、正直、ポジティブな感想が抱けなかった。
讃岐での実績がある、サポーターに愛されている、選手の士気を上げられるキャラクター…。
ポジティブな要素を多数持つ選手であるにも関わらず、喜べなかった。
(リリースのタイミングがあるとはいえ)現状の来季所属確定選手を考えればポジションバランスが悪いし、
年齢構成の面でも同じことが言える。
更には、2018年シーズンにJFL15試合1得点という数字も…。
もちろん、そういった感想を払拭して欲しいとは思うし、
これが1月3週目あたりの「これで加入の発表は打ち止めだろう」というリリースであれば
彼の持つポジティブな面だけを受け入れられたと思うのだけど……。

18/12/26【完全移籍加入】池谷友喜(MF)
「熊本の池谷友良監督・社長の息子」として名前は知っていた選手。
中央大学ではFW登録で得点にも多く絡んでいたようで、
FWないし2列目の選手として考えていいのかな。
上村監督が熊本のアカデミーに携わっていた時に指導していた選手なので、
「わかっている」という意味においては、不安は無い。
個人的には、能力面よりも大卒1年目で熊本を満了になった理由の方が気になる。
(父が熊本を去ったタイミングから邪推してしまう…)

18/12/26【完全移籍加入】柳田健太(DF)
2013年4月、熊本で6名が一気に2種登録された際の一人(池谷友喜も含まれている)で、
上村監督が熊本のアカデミーで指導していた選手。
ユースではCBだったようだけど、大学では1年時から右SB。
身長もあるので、右SBの選手と考えて良いでしょう。
JFLである奈良クラブでの出場試合数は気になるところだけど、
勝手知ったる顔が並ぶ2019年の讃岐で、J3でも十分やれるレベルへ成長して欲しい。

18/12/26【更新】我那覇和樹(FW)
実際に契約交渉がまとまった順番とリリースの順番は必ずしも一致しないので、
リリースされた順番から考えを巡らせても的外れであることもままあるのだけれど。
木島良輔の帰還と我那覇の更新は、FW補強の打ち止めを意味するものだと思う。
(リリースがまだ無いけど、木島徹也は戦力的にも負傷中という面でも更新されるものと思っている)
原一樹が熊本へと移籍した現状を踏まえれば、我那覇には、今季以上の数字を求めることになる。
コンスタントに出場出来さえすれば、それが叶わないことはないだろうけど…。

18/12/27【期限付き移籍延長】麻田将吾(DF)
チームとしては有り難いけど、
東京五輪出場を目指す旨公言していた彼のことを思うと少し寂しい、
リリース及びコメントとなったように思う。
武器である左足の中長距離パスには磨きをかけながら、
DFとしての守備能力を伸ばしていって、
J3というステージから急成長を遂げて欲しい。

18/12/27【期限付き移籍加入】ペ スヨン(DF)
G大阪から長身CBがレンタル加入。
まずもって数が足りてないポジションなので、かかる期待は大きいのだけど、
2017年の出場記録(G大阪U-23)を見ると、ポジションを考えてもカードが多いかな…。
まぁ、若いし、そこは成長して減らしていけるものと考えよう。

18/12/27【完全移籍】岡村和哉(DF)
満了が発表されていた岡村の、北九州への完全移籍がリリース。
トライアウトにも参加していたので、チームが決まったことは素直に良かった。
北九州のリリースにも、彼のキャラクターが出てるね。
すぐにチームや地域に溶け込んで、愛される選手となるでしょう。

18/12/272019シーズンユニフォームスポンサー(袖部、パンツ)決定のお知らせ
○袖部○
株式会社タダノ
ありがとうございます。
カマタマーレ讃岐が企業価値の最大化に貢献できたら嬉しいです。
○パンツ○
株式会社百十四銀行
ありがとうございます。
引き続いての力強い応援に感謝です。

18/12/30【更新】長澤拓哉(DF)
順当と言って良い更新だと思う。
自ら「悔しいことばかり」とコメントしているように、この2年間は振るわなかった。
大卒3年目となる来季、勝負のシーズンだよ。

18/12/30【更新】荒堀謙次(DF)
嬉しい更新。
今季終盤のプレイぶりであれば、J3では抜けた存在となるハズ。
フル稼働でチームを牽引して欲しいところ。

19/01/01新年のご挨拶
川村延廣社長から、社員一同との連名で新年の挨拶。
積年の練習場問題に始まり、
今季末の監督人事やオフに入っての複数社員の離職…。
問題山積の中、どういうクラブ運営をしていくのか。
『「元気な香川県」に貢献』するために、
まずは自分たちがしっかりしていなくてはならないと思います。

19/01/01【更新】永田亮太(MF)
ホッとしたリリース。
センターラインにスタメンを張れるベテランが居ることは心強いし、
今後の編成次第では(J2で準スタメン級以上のCBが加入しなければ)、
4バックでも3バックでも通年でCBを任せることになるかも知れないと思っている。

19/01/08【新加入】渡辺悠雅(MF)
サッカーライターでアンダーカテゴリーにも明るい川端暁彦氏
サガン鳥栖のサポーターでそこらのライターよるも遥かにアンダーカテゴリーに詳しい久留米次郎氏も過去に注目していた、
ドリブルが特徴のサイドアタッカーのようですね。
2014年1月の、川端氏の記事渡辺の讃岐内定を知った久留米氏のツイート
上村監督の「サイドに速い選手」というオーダーに叶う選手のようで、期待が高まります。

19/01/08【完全移籍加入】服部一輝(GK)
大卒で加入した富山での2年間では出場機会を得られなかったものの、
4年次には主将を務めていた明治大学での実績は十分(関東大学リーグ1位、総理大臣杯優勝)。
この年齢で、且つ前所属チームで正GKだった選手が獲得出来ることは讃岐に限らずほぼ無いわけで、
そこを考慮すれば、十分に期待値の高い選手を迎えられたのでは、と思います。
所属時期は重なっていませんが、重松、佐々木と同じFC東京U-15むさしの出身ですね。

19/01/08【完全移籍加入】西野貴治(DF)
これは大きなニュース!
年代別代表の常連で高卒2年目のシーズンはG大阪でレギュラーを張っていた選手。
2014年の負傷以降はトップチームでは浮上出来ずにいたものの、
まだまだこれからの年齢(25歳)だし、
G大阪U-23で18年シーズンも25試合に出場出来ているのだから負傷の影響も最小限のハズ。
CBのレギュラー最右翼と言えるでしょう。

19/01/09【更新】瀬口拓弥(GK)
引退を先延ばすことにしたと伺えるコメントがアツいですね…。
クラブが更新オファーを出したのは彼だからやれることがあるということだと思うし、
彼からもそれを理解しているコメントが出ている。
ピッチの内外を問わず、期待をかけて良さそうな気がします。

19/01/10【更新】武田有祐(DF)
リリース時期、コメント無し、こちらでも触れた代理人との契約…。
諸々を総合するとあまり前向きな契約には感じられないのですが、
プロですし、所属が決まったチームで是非とも自分の価値を示して欲しい。
3バックの右CBがいちばん適正があるんじゃないかな…と考えています。

19/01/10【満了】ソン ヨンミン(GK)
素材の良さを感じさせてくれたので残念ではありますが、
服部一輝の加入と瀬口拓弥の更新により、「わかっていた」リリース。
「戻ってこれる」が日本を指しているのか讃岐を指しているのかわかりませんが、
まだプレーを続けるということだと思うので、次の所属先で頑張って欲しいですね。

19/01/10【満了】パク チャニョン(DF)
既にアカウントが削除されてしまっていますが、
昨年末の時点で自身のInstagramに「韓国に帰ることにした」と投稿していましたし、
ペ スヨンのレンタル加入もリリースされていたので、
こちらも「わかっていた」リリースですね。
シーズン終盤は右SBでも頑張ってくれて、ありがとう。

19/01/10【新加入】中村亮(MF)
阪南大からサイドアタッカーが新加入。
2018年関西リーグでの成績を見ると、期待が高まりますね。
CKのキッカーも務めていたみたいです。
そして、2018年Mr.阪南グランプリというイケメン!(リンク先はすぐに再生が始まりますので、音量に御注意を)
競争をさせる意図なのか、運動量ゆえに試合中に優先的に交代させることが見込まれるのか、
SHタイプ(と思われる)選手の加入が目立ちますね。

19/01/11【就任】藤井泰行(GKコーチ)
90年代に横浜FMのアカデミーに長く携わった他、
00年代ではJFA主導のプロジェクトでも指導を行っているようですね。
トップチームでの指導はまた異なったものになると思いますが、
一新されたコーチ陣の一人として、チームを良い方向に導いてもらえたら。

19/01/11【更新】木島徹也(FW)
9月に負傷離脱するまでのパフォーマンスを考えれば、順当な更新でしょう。
焦らずにしっかりと治して、また躍動して欲しいですね。

19/01/11【期限付き移籍満了】田中英雄(MF)
加入後のチームに勝ちがつかないことで、一部では良くない言われ方をしていましたが、
シーズン後半において中盤の質を間違いなく高めてくれていました。
トライアウトに参加していたのでわかっていたのですが、
本日付けの宮崎のリリースで、レンタル元である宮崎の満了も確定。
今後についてのコメントが無いのでどうなるのかはわかりませんが、
まだまだJ2レベルでやれるのは讃岐で示していたので、
本人が納得出来るまで、プレイ出来るチームが見つかれば良いな…と思います。

19/01/122019シーズン スローガン決定
「結束」。
「……うん、そうだよね」と力無く頷くしかないような、
苦い過去が極めて最近あったわけですが…。
過去は変えられないし、踏まえた上でどうするかですものね。
そういう意味では他に無い一言かと。
デザインには正直言って閉口しているのですが、
2つの「k」の右下へ伸ばす部分に対して左下から右上に青く払う線を入れてるのは、
2018シーズンのユニフォームの波を踏襲してるように思えて、そこだけちょっと好きです。

19/01/12【完全移籍加入】竹内彬(DF)
フライングで突き止めてた人もいたようですが
(讃岐に限らずJクラブのサイト更新担当の人はURLを工夫するか発表の日までローカルに留めておくかしようよ)
夏のウインドウで大分から期限付き移籍で加入、
瞬く間にDFリーダーとなった頼れる選手が、
新シーズンは完全移籍で加入することに。
これは、2019シーズンを戦うという点においてはとても大きいと思います。
…一年での昇格、果たすしかない陣容ですね。

19/01/122019カマタマーレ讃岐 トップチーム新体制および背番号決定
2018シーズンに所属していた選手の背番号変更は無し。
森川と重松がFWからMFに、林がMFからFWに、それぞれ登録ポジションが変更されていますね。
スタッフの方では(未リリースですが既報通りに)西村俊寛コーチが現場を離れています(強化部入り)。

19/01/12【引退】渡邉大剛
納得のいくオファーが無かったとして
(トライアウトの際に「J2以上」を希望している旨、コメントしていたね)
18年シーズンで退団となった渡邉大剛が引退を表明。
お疲れ様でした。
インテリジェンスのあるプレーと、とびきりのチーム愛を、ありがとうございました。



−−−−−



○まとめ○

【退任】
北野誠(監督→未定)

【退団】
・選手・
岡村和哉(満了→北九州へ完全移籍)
渡邉大剛(満了→引退)
アレックス(満了→引退→徳島ヴォルティスユース アシスタントコーチに就任)
原一樹(熊本へ完全移籍)
中島大貴(秋田へ完全移籍)
佐々木匠(育成型期限付き移籍満了→仙台から山口へと育成型期限付き移籍)
ソン ヨンミン(満了→未定)
パク チャニョン(満了→未定)
田中英雄(期限付き移籍満了→宮崎を満了→FCティアモ枚方へ完全移籍)
・スタッフ・
豊島光一GKコーチ(満了→熊本GKコーチ)
中島健太チーム統括部 強化担当(契約解除→岡山強化担当)

【就任】
上村健一(ヘッドコーチ→監督)
石原田啓太(熊本(ヘッドコーチ)→讃岐(ヘッドコーチ))
松下邦昭(熊本(アカデミーコーチ)→讃岐(コーチ))
藤井泰行(JFAアカデミー福島(GKコーチ)→讃岐(GKコーチ))

【加入】
赤星雄祐(FC徳島(四国)より完全移籍)
木島良輔(FCマルヤス岡崎(JFL)より完全移籍)
池谷友喜(熊本より完全移籍)
柳田健太(奈良クラブ(JFL)より完全移籍)
渡辺悠雅(明治大学より新加入)
服部一輝(富山より完全移籍)
西野貴治(G大阪より完全移籍)
中村亮(阪南大学より新加入)
竹内彬(大分より完全移籍)※2018シーズンは8月15日付けで大分より期限付き移籍加入にて讃岐でプレー。

【復帰】
林友哉(高知ユナイテッドSC→讃岐)

【昇格】
澤田健太(讃岐U-18→讃岐)

【期限付き移籍延長】
麻田将吾(京都→讃岐)(※期限付き移籍)


last edit(this page):19/04/01
up date(this page):18/11/19


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