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F東京 0−1 C大阪
J1/第30節
(18/10/20:味の素)
DAZN



F東京スタメン

__オリヴェイラ__永井______
大森_______________東
______高萩__橋本______
太田____森重__丹羽____室屋
________林_________



C大阪スタメン

______柿谷__杉本______
清武______________水沼
_____ソウザ__山口______
丸橋____山下__ヨニッチ__田中
________キム________



縦に速いF東京とポゼッションのC大阪…となったのは前半までで、
後半はF東京によるハーフコートゲームとなった。
が。
勝利の女神が微笑んだのはC大阪であった。



F東京。
第25節の鳥栖戦と同じ印象。
HSを前後の頂点としたひし形を作ってのサイド/ポケット攻撃や、
オリヴェイラ、永井を活かす奪ってからの縦への速さ。
高萩の位置取りの高さも、最後の精度だけ足りなかったのも同じ(苦笑)
ただ、第4節の湘南戦で評したよりはかなりいいチームになってると思う。
それは、「宇佐美貴史を抱えた長谷川健太のG大阪」よりも組織化されているからだと思う。
D・オリヴェイラはきちんと守備も動き直しもするし、
高萩は(良くも悪くも)遠藤ほどには絶対的な存在ではない。
このことがいい方向に影響しているな、と。
運動量と前に出て奪う意識の高さも良く、我慢強くこれを続けることだろうね。



C大阪。
前節まで3−4−2−1にしていたのを(第23節の長崎戦で観た)、
この試合で久しぶりに4−4−2に戻したモヨウ。
昨季からメンバーが変わらず、その昨季に採用していたフォーメーションということで、
ポゼッション自体はスムーズだったと思う。
足元へのパスが中心になるのも昨季からのスタイルだし、
前半はアベレージのデキと言える。
様相が変わったのは後半からで、
立ち上がりに強度を強めてきたF東京の波に呑まれると、以降は防戦一方。
柿谷と杉本は守備での貢献が薄く(と言うかそのつもりがまったく見受けられない)、
ポジトラでの受ける動きなども無くて、
ちょっと強めに書くと、9人で試合してたかのようだった。
この2人を代えなかったのは、
確執が噂され去就が話題に上っているユン・ジョンファン監督が
半ば当てつけようという心境だったのでは…とすら思えた。
そんな中で、清武の一撃で勝利を得たことは、果たして良かったのかどうか…。

最終ラインへのヘルプからカウンターの急先鋒になり、
遅攻でも深みを作ろうと走り続けた水沼には拍手を送りたい。




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