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Kamatamare SANUKI 2023
○出場記録○
■(Jリーグ公式サイト内、カマタマーレ讃岐2023年シーズンのページが別窓で開きます)
○選手寸評○
■(※9or10試合ごとにタブと評価を分けています)
○試合雑感及び各期間総括○
第1節〜第9節/第10節〜第19節/第20節〜第28節/第29節〜第38節
(※試合雑感へのリンクはすべて別窓で開きます)
2023 01_09
第1節■讃岐−沼津(23/03/05)
第2節■北九州−讃岐(23/03/12)
第3節■讃岐−相模原(23/03/19)
第4節■鳥取−讃岐(23/03/26)
第5節■讃岐−鹿児島(23/04/02)
第6節■長野−讃岐(23/04/09)
第7節■讃岐−愛媛(23/04/16)
第8節■讃岐−八戸(23/04/29)
第9節■福島−讃岐(23/05/03)
☆第1節〜第9節総括☆
チーム成績:11位(3勝3分3敗/得点:6、失点:12、得失点差−6)
「良い守備からの良い攻撃」「まずは相手の背後を狙う」を体現しようとしている、
監督一年生の米山監督。
獲得した勝ち点、良かった試合の内容を見れば、
十分な滑り出しが出来たと評価すべきだと思います。
(チームが掲げるJ2復活という目標に対してはもう少し積み上げたかっただろうけど、
個人的には1桁順位が現実的な達成可能目標だと思っているので…)
長身FWを必ず1枚起用してハイボールの選択肢を持ちつつ、
サイドから地上戦での前進も比較的スムーズ。
基本的にそれほど高い位置からは行わないプレス開始の際には
2枚のDHのうち1枚を前に押し出して相手DH経由の展開を警戒。
サイドに誘導して奪いたい意図を見せている。
本職SBの選手のCB(3バックの一角)での起用に迷いが無いこと、
相手と状況に合わせてフォーメーションの変更と前線の人選を柔軟に行うこと、
時に大胆な采配を行える胆力を持っていることは
(鳥取戦でのファイヤーフォーメーション、
八戸戦での臼井、奥田、金井の3バックでのスタート、
福島戦での絶対的守護神・高橋拓のベンチスタート)
米山監督の特徴的な部分と言えそう。
9試合で6得点という数字は不満が残るところだけど、
好機が作れていないわけではないし、
米山監督自身が「守備からチームを作って徐々に攻撃も」という主旨のコメントを
何度かしているので、
これからの取組みで改善されていくものと期待したい。
同様に不満を感じるのは、
9試合中で5試合のクリーンシートを達成していながら
残り4試合で12失点してしまっている「崩壊癖」だが、
ホームで「やってしまった」八戸戦でのコメントと、
翌節の福島戦での選手起用を見れば、
米山監督も大きな危機感を抱いているものと推察出来る。
ビハインドであっても1点差で踏み止まっていれば
同点は手の届く現実として捉えられるし、
そのまま敗戦したとしても、
得失点差は順位に影響するというシンプルな事実がある。
また、崩壊が度々起きていては、
選手(とサポ)に諦め癖がついてしまう可能性もあるわけで、
この点については八戸戦を最後とする覚悟を求めたい。
第1節〜第9節/第10節〜第19節/第20節〜第28節/第29節〜第38節
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2023 10_19
第10節■讃岐−岐阜(23/05/14)
第11節■讃岐−奈良(23/05/27)
第12節■富山−讃岐(23/06/04)
第13節■讃岐−岩手(23/06/11)
第14節■松本−讃岐(23/06/17)
第15節■今治−讃岐(23/06/24)
第16節■讃岐−琉球(23/07/02)
第17節■YS横浜−讃岐(23/07/08)
第18節■讃岐−宮崎(23/07/15)
第19節■F大阪−讃岐(23/07/23)
☆第10節〜第19節総括☆
チーム成績:16位(6勝5分8敗/得点:13、失点:26、得失点差−13)
(期間中/3勝2分5敗)
天皇杯で得た良い流れをリーグ戦に持ち込み、
良い試合をしても勝ち点がついてこない中で微調整をしながら、
調子という意味でも勝ち点という意味でも、
どうにかチーム状態を上向きに持ってこれたかな、という印象の10試合となった。
「良い守備からの良い攻撃」「まずは相手の背後を狙う」については、
前者に関してはまだまだ良い守備には程遠く、
後者に関してはブレずにやってきたことが形になりつつあると言える。
一時期あった連続失点という悪癖は拭えたように思うので、
今後は「良い守備」を追求することで負けない試合を増やしていきたい。
讃岐のやり方における「良い守備」、
その先に連なる「からの良い攻撃」が何たるかは、第19節でF大阪が見せてくれた。
成せれば勝点もついてくることもまた、F大阪が示してくれている。
ブロックの強度を上げて行こう。
攻撃面では、「まずは相手の背後を狙う」質を更に上げていくことはもちろん、
背後を狙えない時にどうするかのバリエーションも必要になってくる。
抱えてる選手自体はタイプが様々揃っているので、
個々が特長をバリエーション足り得るレベルで発揮できるよう
出場時間が長い選手を中心にオーガナイズしてもらいたいし、
米山監督には相手と想定されるシチュエーションに照らし合わせた人選を
更に突き詰めて欲しい。
次は第28節終了時にその時点での総括を行うのだけど、
そこまでの目標として、
「勝利数>敗戦数になること」と「得点数>試合数になること」を求めたい。
最低でもこれが達成出来れば、
順位は(上との勝ち点差でその範疇は変わるけど)中位につけているハズ。
上向いてきた現状を最低ラインとした上で、
安定した戦いを続けることが必要になってくるけど、
クラブが目標とする「J2復活」を見据えるにしても、
自分が今季のチームに期待する1桁順位でのフィニッシュに向けても、
シーズン終盤に向かっていく中で安定した戦いを続けることは必須条件でしょう。
第1節〜第9節/第10節〜第19節/第20節〜第28節/第29節〜第38節
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2023 20_28
第20節■讃岐−福島(23/07/29)
第21節■相模原−讃岐(23/08/05)
第22節■奈良−讃岐(23/08/13)
第23節■讃岐−今治(23/08/19)
第24節■愛媛−讃岐(23/08/26)
第25節■宮崎−讃岐(23/09/02)
第26節■讃岐−富山(23/09/10)
第27節■鹿児島−讃岐(23/09/16)
第28節■讃岐−YS横浜(23/09/24)
☆第20節〜第28節総括☆
チーム成績:16位(9勝8分11敗/得点:20、失点:33、得失点差−13)
(期間中/3勝3分3敗)
前回の総括の際に求めた目標について、
数字の面では達成に至らなかったが
安定した戦いという面では十分なレベルに達したと言えるでしょう。
やるべきことをしっかりやれた結果の勝利と、
勝てなくとも「あと少しで勝てた/引き分けられた」という内容の試合が続き、
チームとして土台がしっかりしてきたとの印象。
「良い守備から良い攻撃」を掲げる中、
9試合で6失点、クリーンシートが4試合という数字を見ても
「良い守備」は整備されてきた一方で、
課題として再度突きつけられたのは得点力と、
勝負どころでの采配だと思う。
縦への速さに加えて
右サイドのコンビネーションや左サイドのアイソレーションと
攻撃のバリエーションが増えてきているのは間違いないが、
9試合で7得点という数字は上を目指していくにあたってやはり物足りないし、
第20節の福島戦、第21節の相模原戦、第24節の愛媛戦は
「ベンチからの助けで勝てた/引き分けられた」と言える試合だった。
また、采配と幾分リンクする部分で、
「この試合に勝てば大きな波を生み出せそう」という試合を、
尽く落としてしまっているのは残念の一言。
安定した戦いで簡単には負けないチームになってきているので、
ここでもう一段階、選手も監督もステップアップして、
3以上の大きな連勝が出来るようになれば、
未だ2位争いについては混沌が続くJ3リーグにおいて、
チャンスを掴めるかも知れない。
残り10試合で2位との勝点差が10というのは、そういう数字です。
毎試合が6ptマッチ。
痺れる状況で迎える終盤戦を、
1試合でも長く、出来れば最後まで、痺れるものにしたいですね。
そのためには1試合ごとの順位の入れ替わりに一喜一憂せず、
とにかく目の前の試合にフォーカスしていきましょう。
第1節〜第9節/第10節〜第19節/第20節〜第28節/第29節〜第38節
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2023 29_38
第29節■讃岐−F大阪(23/10/01)
第30節■琉球−讃岐(23/10/07)
第31節■讃岐−鳥取(23/10/15)
第32節■讃岐−北九州(23/10/22)
第33節■八戸−讃岐(23/10/29)
第34節■讃岐−長野(23/11/05)
第35節■岐阜−讃岐(23/11/12)
第36節■沼津−讃岐(23/11/19)
第37節■讃岐−松本(23/11/26)
第38節■岩手−讃岐(23/12/02)
☆第29節〜第38節総括☆
チーム成績:16位(11勝11分16敗/得点:29、失点:45、得失点差−16)
(期間中/2勝3分5敗)
最終的に記録された数字に対するシンプルな感想としては「残念」の一言。
順位は相対的な要素があるのでともかくとして、
「勝利数>敗戦数」と「得点数>試合数」は是非達成して欲しかった。
試合を観てない、継続して結果を追ってるわけではない人に対して訴えかけるのに、
上記2つはチームが上向いてるという説得材料に使えるものだからだ。
また、期間中の試合の内容についても、
前回の期間に比べて90分の中でも大きく波のある試合が多かったり、
新たに「リードを守りきれない」という宿題を抱えたりと、
J2昇格のチャンスが転がり込んでくる可能性がある状況で、
まだそのチャンスを掴む資格が無いことを示してしまったように思う。
とは言え。
あらゆる「成長」が常に右肩上がりではないことを考えれば、
良い時の内容や上位を相手にやり合うことが出来ていた事実は、
停滞期寄りの中でも見せることが出来たポジティブ要素として期待を抱かせるものであったし、
サポーターの中から続投を望む声が多く出てきていたことは理解出来る。
実際に、ホーム最終戦を前にした11月24日に契約更新のリリースが出たわけだけど、
やはりもとから複数年契約だったんじゃないかな。
シーズン中に感じた試合中のベンチの動きの重さ/無さ(=「我慢」では?という推察)や、
最終盤での臼井のスタメン復帰、最終節の松原のスタメン起用。
何より、このツイートでの、米山監督の話の内容が、そう感じさせる。
今季38試合で積み上げたものをベースとして、
足りない部分はしっかり埋め、
良かった部分はブラッシュアップして、
24年シーズンが終わった時に「23年シーズンは本当に革命前夜だったんだな」と言えるように、
頑張って行きましょう。
第1節〜第9節/第10節〜第19節/第20節〜第28節/第29節〜第38節
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