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Kamatamare SANUKI 2025




○出場記録○
(Jリーグ公式サイト内、カマタマーレ讃岐2025年シーズンのページが別窓で開きます)


○選手寸評○
(※10or9試合ごとにタブと評価を分けています)


○試合雑感及び各期間総括○
第1節〜第10節第11節〜第19節
(※試合雑感へのリンクはすべて別窓で開きます)


2025 01_10
第1節
鹿児島−讃岐(25/02/16)
第2節讃岐−奈良(25/02/23)
第3節讃岐−金沢(25/03/02)
第4節北九州−讃岐(25/03/08)
第5節讃岐−琉球(25/03/15)
第6節讃岐−栃木C(25/03/23)
第7節相模原−讃岐(25/03/30)
第8節沼津−讃岐(25/04/06)
第9節讃岐−松本(25/04/13)
第10節岐阜−讃岐(25/04/20)

☆第1節〜第10節総括☆
チーム成績:14位(2勝4分4敗/得点:7、失点:10、得失点差−3)
PO圏内を現実的な目標としながらもJ2昇格を掲げて始まったシーズンは
上々に近い滑り出しを見せたが、
第4節の北九州戦において戦い方を間違えて完敗を喫したところから
流れが変わってしまう。

敗戦を引き分けに、引き分けを勝ちに持ち込むだけの熱量が出せない、
もどかしい試合が続いている…。

フォーメーションは昨季から引き続いての3−4−2−1で、
総入れ替えとなった3バックに即したライン設定。
よって、コンパクトネスを保つためにプレス開始位置も低くなった。

が。

コンパクトネスを保とうとしているハズの中盤で、
特に守備に切り替わるところで後手を踏むことが多いように映る。

結果、守勢に回る時間が長くなり、失点数こそ問題を感じるような数字にはなっていないものの、
奪ってから前に出ていくことにエネルギーを割くことが出来ないでいるように感じられる。

中盤での「一歩」の反応を鋭くすることで
試合全体の流れを引き寄せ、
攻撃とチャンス、最終的には得点の数を増やして行きたい。


「もう4敗もしてしまった」けど、
「まだ28試合も残ってる」し「6位との勝点差は6だけ」。

諦めるには早過ぎるし、やれない選手たちではないと思ってます。


ごくごく個人的には、
3−4−2−1に固執しない戦い方をしてもいいのではないかと思っている。
チームとしての原理原則がしっかりしていれば、
相手との噛み合わせを優先したフォーメーションを採用しても全体が機能するハズである
…というのは、J3で何年も過ごしているチームに望むには高過ぎる理想だろうか。

米山体制1年目(2023年)第8節・八戸戦の臼井。奥田、金井の3バックや、
直近の岐阜戦での4−4−2〜5−4−1の可変守備など、
米山監督はけっこう幅広く仕込める監督なんじゃないかと思っているのだけど。
(それぞれの型が持つ深さがある程度でしかないとして、
 Jリーグの戦力差であれば噛み合わせにより優位性を持てるのではと踏んでいます)



○試合雑感及び各期間総括○
第1節〜第10節第11節〜第19節
(※試合雑感へのリンクはすべて別窓で開きます)


2025 11_19
第11節
讃岐−福島(25/05/03)
第12節高知−讃岐(25/05/06)
第13節讃岐−八戸(25/05/18)
第14節栃木SC−讃岐(25/05/31)
第15節讃岐−F大阪(25/06/07)
第16節群馬−讃岐(25/06/15)
第17節讃岐−長野(25/06/21)
第18節宮崎−讃岐(25/06/28)
第19節鳥取−讃岐(25/07/05)

☆第11節〜第19節総括☆
チーム成績:20位(4勝5分10敗/得点:15、失点:23、得失点差−8)
(期間中/2勝1分6敗)
連勝しPO圏内へ向けての上昇ムードを醸成しかけていた第14節の栃木SC戦で劇的な敗戦をしたことで、
抜け出しかけた泥沼にまたも足を突っ込んでしまった。

悪くない流れで試合を進めながらも先制を許し、
そこから盛り返せないという判で押したような展開が続く。

大枠で方向性は間違っていないというのは試合内容に出ているので、
最終ラインとWB、GKの人選をマイナーチェンジを続けることで
「ハマる」形を模索した米山監督の考えはよくわかるし、
自分にはこれを責めることは出来ない。

しかし、無情にも昨季の5連勝時のような完成形を見ることなく、
第19節の鳥取戦から一夜明けた7月6日、
クラブは米山監督の解任を決めた(リリースは7月8日)

昇格PO圏内を目標に掲げFW後藤を筆頭に補強も施したチームで、
シーズン半分を終えて最下位とあっては、
「内容は悪くない」「勝点差はそこまで開いていない」といった声も
この決断を踏み止まらせるには至らないだろう。

致し方ない。

新監督は琉球、鹿児島、鳥取を指揮した経験を持つ金鍾成。
過去、攻撃的なサッカーを志向して来た彼が、
リーグ最小得点(15点)である現在の讃岐をどのように変えるのか。
就任リリースに添えた「楽しみにしてください」との言葉に、
大きな期待を寄せるほか無い。

まずは絶対にJ3残留。
そして、J3が例年同様の混迷模様であることを鑑みれば
非現実的な差ではないPO圏内へ、
残り19試合で勝点差13という数字を追いついてみせるところまで…。


最後に、
米山体制のラストイヤーとなった2025年の、
ここまでの基本的な戦い方を箇条書きでまとめておく。

・基本フォーメーションは3−4−2−1。
・時折ハイプレスを敢行するも、
 相手ビルドアップ隊を牽制しながらハーフウェーライン付近相手陣地側からのプレッシング及び
 自陣での5−4−1守備がファーストチョイス。
・ただし、最初から撤退を決め込むことは無く、
 中盤をコンパクトにしDFラインは可能な限り高く保つことを志向していた。
・優先したい攻撃パターンや攻守のバランスは前3枚の人選に表れる。
 CFにロングボールを収めてもらう(丹羽、大野、森川)、
 テクニカルなシャドーの選手の技術に期待する(川西、前川、森)、
 早いタイミングでウラやサイドのスペースを狙っていく(岩岸、後藤)、
 相手のキモとなる前進を最少人数で警戒して阻む(牧山)
・昨季ほどには保持しての押し込みにこだわりが無いように感じられた。
 その流れにあるのだろう、ペナ角付近でのコンビネーションやサイドに人数をかけた攻撃は
 減少傾向にあったように思う。



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last up date(this page):25/07/09





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