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Kamatamare SANUKI 2018
○出場記録○
■(Jリーグ公式サイト内、カマタマーレ讃岐2018年シーズンのページが別窓で開きます)
○選手寸評○
■(※7試合ごとにタブと評価を分けています)
○試合雑感及び各期間総括○
第1節〜第7節/第8節〜第14節/第15節〜第21節/第22節〜第29節(without 26)/第30節〜第36節(including 26/without 35)/第37節〜第42節(including 35)
(※試合雑感へのリンクはすべて別窓で開きます)
2018 01_07
第1節■讃岐−新潟(18/02/25)
第2節■金沢−讃岐(18/03/04)
第3節■讃岐−水戸(18/03/11)
第4節■栃木−讃岐(18/03/17)
第5節■千葉−讃岐(18/03/21)
第6節■讃岐−大分(18/03/25)
第7節■京都−讃岐(18/03/31)
☆第1節〜第7節総括☆
チーム成績:22位(1勝1分5敗/得点5:失点13:得失点差−8)
新入団の選手からパク、麻田、佐々木匠、重松がポジションを獲得。
昨季の主力であったアラン、仲間、馬場が退団した穴をそれぞれに埋めている。
ここまでのチーム成績は昨季を下回っているものの、
懸念されたほどの戦力ダウンは回避出来ていると言えるだろう。
ただし、第1節で感じさせた希望と、第2節で我慢の先に得た勝ち点3までは良かったが、
以降は低空飛行状態。
先述のように「個」の部分では昨季の主力の穴埋めが一定以上出来ているが、
「チーム」としては昨季の水準に届いていない印象。
第4節の負け方はその象徴と言えるのでは。
4−2−3−1の採用と獲得した選手の顔ぶれからして
「繋いで、押し込んで、(奪われてもすぐに奪い返して)崩す」サッカーを志向していて、
故に、高木のコンディションが戻り、大剛が戦列に復帰してからが本番なのだろう…とは思うのだが、
その態勢が整う前に、
巻き返しが追いつかない状況まで沈んでしまうのでは…という疑念が生まれつつある。
(そもそも、(讃岐に限らず)志向したサッカーがきちんと完成する保証も無い)
新社長就任と北野監督の契約更改とで前進しているかのように思われていた練習場問題が再燃したのも
チームに暗い影を落としている。
とりあえず。
現状、選手に出来ることは、最低でも走力と気力で相手に負けないこと、
試合に負けてしまうにしても、観る者に「出し切ったけど及ばなかった」と感じさせることだと思う。
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2018 08_14
第8節■松本−讃岐(18/04/08)
第9節■讃岐−愛媛(18/04/15)
第10節■徳島−讃岐(18/04/22)
第11節■讃岐−福岡(18/04/28)
第12節■讃岐−横浜FC(18/05/03)
第13節■山形−讃岐(18/05/06)
第14節■町田−讃岐(18/05/13)
☆第8節〜第14節総括☆
チーム成績:22位(2勝4分8敗/得点10:失点23:得失点差−13)
(期間中/1勝3分3敗)
まずは、連敗に加えて練習場問題が浮上した最悪の状況から、
5戦負け無しと持ち直したことを讃えたい。
チームが空中分解しかねない状況から脱してみせたのは、大したメンタルだと思う。
その上でチームの現状を冷静に見ていくと、
際立つのはやはり得点力不足とリスタート時の守備の脆さか。
前者についてはそもそも好機自体が少なく、
それは後方からのビルドアップとポジトラ時の判断の悪さ・技術の低さに起因している。
特にポジトラ時の問題は、
力関係から押し込まれることの多いチームにおいては「奪い返されて即ピンチ」に直結してしまう。
大剛の復帰はこの点でも明るい材料だと思うが…。
後者も深刻な問題。
対戦相手によってはフォーメーションを変えて臨み、
それが一定の機能を見せるくらいには、
北野監督には分析能力とその結果を落とし込む力があるにも関わらず、
リスタートの守備については改善の傾向すら感じられないのは何故なのか…。
流れの中よりも個々の駆け引きの部分が強いことを考えると、選手の問題なのか…。
まぁ、どの問題についても特効薬は無いので、
我慢の試合を続けながら改善していく他は無い。
京都、愛媛と共に「ボトム3」を形成しつつある現状だが、
シーズンの2/3を残しての6pt差は、絶望するには早過ぎる。
最後に、夏場の補強について触れておきたいのだけど、
もちろんJ2に残留出来なければ話にならないことはわかっているものの、
今居るメンバーでどうにかすべきじゃないか、というのが自分の意見。
補強がハマッて残留出来たとしても、
それでは来年も、再来年も、夏場補強ガチャ状態になってしまうのではないか。
年齢を考慮すれば、原、木島、大剛、高木、永田、アレックスらが
「同時に」戦力として厳しくなる可能性があるわけで、
そういうチーム構成においては
夏場の補強に残留を託すのではなく森川、佐々木渉らの成長に賭ける方が、
中期的に見て正解だと思うのだ。
20代前半〜中盤で、向こう何年も讃岐に残ってくれて、
すぐさま主力として活躍をしてくれる選手が来るならば、
夏場の補強も歓迎だけどね…。
繰り返すけど、J2に残留出来なければ話にならないことはわかっている。
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2018 15_21
第15節■讃岐−甲府(18/05/20)
第16節■山口−讃岐(18/05/27)
第17節■大宮−讃岐(18/06/02)
第18節■讃岐−岐阜(18/06/10)
第19節■熊本−讃岐(18/06/16)
第20節■讃岐−岡山(18/06/23)
第21節■讃岐−東京V(18/06/30)
☆第15節〜第21節総括☆
チーム成績:20位(4勝6分11敗/得点17:失点32:得失点差−15)
(期間中/2勝2分3敗)
第12節からの連敗は5が、第11節からの勝利ナシが9にまで伸びてしまったが、
第20節、第21節と今季初の連勝を飾り(第20節は今季初のホームでの勝利でもあった)
上昇ムードでシーズンを折り返すこととなった。
期間中の7試合を通して不甲斐ない内容に終わった試合は無く、
これまで出番の乏しかった西、中島を登用しながら「ラストピース」を探る日々。
第20節で辿り着いた、「右CB・岡村」と中島のコンビが、それに当たるのかも知れない。
当面の懸念材料としては、
引き続き改善が待たれるポジトラの質と
リスタート守備の改善と入れ替わりで増えてきた被ショートカウンターからの失点を挙げたい。
前者については変わらずにボールホルダーへのサポートが乏しい。
(直近2試合は彼自身のデキも影響しているが)特に渡邉は、彼の責任ではないカタチでロストしている。
高木が出場している際にはこの問題を感じないので、
高木には少しでも長い時間出場してもらうと共に、
(出場すれば良い働きをするもすぐにベンチ外になる高木はどういう状態にあるのか…)
他の選手の能力向上とチームとしての動き方の確立を求めたい。
後者については、スピードに乗っている選手、後方から飛び出してくる選手を、
最後尾の選手たちが捕まえきれずにシュートまで持ち込まれている。
また、バイタルエリアで横にドリブル選手にも弱さを見せている。
大前提として、相手にショートカウンターを許すようなボールロストを無くさなければならないが、
同時に、下がりながらどのラインで留まるのかといった約束事や、
ボールホルダー以外の選手をどのように捕まえるか(GKのコーチングが重要だと思う)を取り決めて欲しい。
出場機会を得れば役割をきちんとこなしてくれる西、
パク、麻田を押しのけてポジションを掴んだ中島、
パサー、クロサーとしての能力も発揮しつつある木島…。
更に順位を上げていくことを期待できる流れが生まれてきてるように感じる。
昨年に続き、夏をカマタマーレ讃岐の季節としたい。
第1節〜第7節/第8節〜第14節/第15節〜第21節/第22節〜第29節(without 26)/第30節〜第36節(including 26/without 35)/第37節〜第42節(including 35)
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2018 22_29(without 26)
第22節■水戸−讃岐(18/07/07)
第23節■福岡−讃岐(18/07/15)
第24節■讃岐−千葉(18/07/21)
第25節■岐阜−讃岐(18/07/25)
第26節(台風により延期。9月19日に代替開催)
第27節■岡山−讃岐(18/08/05)
第28節■讃岐−松本(18/08/11)
第29節■横浜FC−讃岐(18/08/18)
☆第22節〜第29節総括☆
(台風により延期となった第26節を除く)
チーム成績:22位(6勝6分16敗/得点23:失点49:得失点差−26)
(期間中/2勝0分5敗)
何ともバタバタとした7試合を過ごした。
CBの若さで授業料を払う、会心の試合をする、狙いが噛み合わず寄り切られる、良い守備で抗うも実力差を埋めきれず…。
勝ち点獲得のペースを上げられなかっただけでなく、
「粘り強く勝ち点1でも掴む」試合を見せられなかったことや負けた試合での失点の多さが
残り試合への不安を募らせる。
田中英雄(7/28選手登録完了、以降3試合でスタメン出場して機能している)、
竹内彬(8/17選手登録完了、翌日の試合で早速の交代出場)という
夏の市場で行った補強からも、
北野監督が勝ち点1ずつでも積み上げていく腹積もりになったことが見て取れるので、
それが可及的速やかにピッチ上で表現されることを望む。
まずは1試合、「守備で勝つ」ことが、J2残留への希望となると思う。
個人的には、
「原と木島の共存を諦める」「大剛を主戦とすることを諦める」
「重松と西で前後半を分担してウラを狙う」「トップ下に高木」が
ポイントじゃないかな、と。
並びにするとこんな感じ。
_________原_______
重松______高木___佐々木匠
______田中__永田_____
アレックス_中島__岡村___竹内
________清水_______
後半は重松に代えて西を右に投入、タクミは左へ。
第1節〜第7節/第8節〜第14節/第15節〜第21節/第22節〜第29節(without 26)/第30節〜第36節(including 26/without 35)/第37節〜第42節(including 35)
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2018 30_36(including 26/without 35)
第30節■讃岐−金沢(18/08/25)
第31節■讃岐−徳島(18/09/01)
第32節■愛媛−讃岐(18/09/08)
第33節■大分−讃岐(18/09/15)
第26節■讃岐−山形(18/09/19)(※台風により延期された分)
第34節■大宮−讃岐(18/09/23)
第35節(台風により延期。10月31日に代替開催)
第36節■新潟−讃岐(18/10/06)
☆第26節、第30節〜第36節総括☆
(台風により延期となった第35節を除く)
チーム成績:22位(6勝8分21敗/得点25:失点65:得失点差−40)
(期間中/0勝2分5敗)
田中と竹内の獲得で「ブロックを低く構えて勝ち点1を積み上げる」ことを予想したが、
実際には相手との力量差等を鑑みたこれまで通りのサッカーを展開。
しかしながら、7試合を0勝2分5敗、2得点16失点で得失点差は−14という散々な数字が残り、
内容も芳しくない試合が多かった。
田中と竹内はすぐさまポジションを獲得。
讃岐に希薄だった縦パスを打ち込む意識をもたらし、
局面で守備の強度を向上させてくれもしたが、
チーム全体では守り切ることが出来ないという苦しい流れを止めるには至らなかった。
得点力に目を移しても改善の兆しに乏しく、
加えて、前線で奮闘を続けていた木島を怪我で失う事態となってしまった。
(第34節の山形戦で負傷、9月27日に全治6ヶ月の見込みというリリースが発表された)
重松をベンチスタートにして勝負どころで投入する、
荒堀の登用で右サイドからの崩しを試みるといったように模索は続けており、
それらの策は、これまでと同様で、好機がまったく作れないというわけではないのだが…。
シーズンが最終盤に差し掛かるこの時期にこれだけの不調を囲っていながらも、
21位の熊本までが勝ち点1、20位の岐阜までが勝ち点7と、
残り7試合で差し切れない差ではない状況が残っている。
加えて、残す7試合のうち5試合を、ホームであるPikaraスタジアムで戦える。
「半分死んでしまった」とは第36節の新潟戦を終えての北野監督の弁であるが、
逆に言えば、まだ半分生きている。
足掻き続けなければならない。
チーム全体で走り切る、球際を厳しく行くということを90分続けるのが大前提で、
ボールを持って崩しにかかるなら高木、
カウンターで一刺しするならば西が、
鍵になるのではなかろうか。
第1節〜第7節/第8節〜第14節/第15節〜第21節/第22節〜第29節(without 26)/第30節〜第36節(including 26/without 35)/第37節〜第42節(including 35)
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2018 37_42(including 35)
第37節■讃岐−熊本(18/10/14)
第38節■讃岐−山口(18/10/21)
第39節■甲府−讃岐(18/10/28)
第35節■讃岐−町田(18/10/31)(※台風により延期された分)
第40節■讃岐−栃木(18/11/04)
第41節■東京V−讃岐(18/11/11)
第42節■讃岐−京都(18/11/17)
☆第35節、第37節〜第42節総括☆
チーム成績:22位(7勝10分25敗/得点28:失点72:得失点差−44)
(期間中/1勝2分4敗)
「3トップによるハイプレスと縦に速い攻め」
「香車としての荒堀」
「ポゼッションからのHS〜サイド攻略」
試合ごとに狙いを持ちながら勝利を、得点を目指したが、
期間中の7試合でネットを揺すった回数は3。
揺すられた回数は7は良いと言えるが、これでは…。
熊本が最後の最後まで「お付き合い」してくれた上に、
J3ではJ2ライセンスを持たない沼津が援護射撃をしてくれていたし(こちらは結局潰えた)、
第40節のあとには北野監督の退任も発表されて「ブースト」が期待されたが、
終わってみれば最下位でシーズンを終え、J3への自動降格となってしまった。
北野監督が度々口にしていた「好機は作れているのだけど…」が、
シーズンを通してついてまわった他、
永田を怪我で失わなければ、荒堀を怪我で失わなければ、町田戦の強度を他の試合でも発揮できれば……辺りが、
期間中の「たられば」か。
ボックス内の精度を上げるのは、
試合ごとに異なる戦い方を一定のレベルにまで落とし込むことよりも
遥かに難しい(あるいは選手の質に頼ることになるということがよくわかったし、
精度が低いならば数を増やすというレベルには、
讃岐は到達出来なかったこともハッキリした。
(到達出来ないであろうことはわかっている中での戦いだったわけだけれど)
J3降格と北野監督退任。
ひとつの時代の終わりである。
第1節〜第7節/第8節〜第14節/第15節〜第21節/第22節〜第29節(without 26)/第30節〜第36節(including 26/without 35)/第37節〜第42節(including 35)
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